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マーク・トウェイン『カエルを二匹飲み込まなければいけないときは、大きいほうから飲み込むこと。それと、あまり長いあいだ見つめないことだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

小さいカエルと、大きいカエル。その両方を飲まなければならないということは、結構、やばい状況だ。もちろんこれは比喩で、『自分にとって嫌で、苦手な状況に出会ったとき』の対処法である。

 

例えば10代の頃まで私は、『飲み薬』を上手く飲めなかった。あの大きな錠剤タイプの薬が、子供の頃喉に引っかかって、嘔吐し、(死にそうになった)と感じたのに、親がそれを無理やり飲ませるわ、あるいは包丁で半分に切って、苦い成分を直に舌で味わってしまうわで、良い思い出が無かった。だが、人生を進めていると、当然自分の『男』という性別について突き詰めるようになり、(そんなこと一つ出来ない人間が、男を語る資格はない。)という結論に至る様になる。

 

嘔吐については、すでに飲酒によって何度も経験している故、何のことは無い。嘔吐覚悟で、サプリメントの錠剤を使って、何度も飲む練習をした。その内、喉に突っかかる時と、突っかからない時があることに気づき、その差の状況をよく調べると、『ビビりながら飲む』のと『コップごと飲んでやる様な気概で飲む』のとで、差があることに気づき、そしてすぐに、

 

(いや、精神面なわけがない。あるとしたら、精神的なことが、物理的なことに影響を及ぼしているのだ。)

 

という結論に至り、ついにその解決策を発見したのである。実に簡単な事だった。

 

喉の奥を空けて、錠剤が喉に引っかからないようにし、水を流し込んで、胃に落とす。

 

これを意識すればいいだけだったのだ。つまり私は子供の頃、この『見えない物理的な動き』を想像していなかった。ただ、食事と同じように食道を開けばいいという感覚だったが、『錠剤専用の食道の開き方がある』という事実を考えていなかった。そして失敗し、のどに詰まらせ、失敗体験が重なってトラウマとなり、しばらくの間、『苦手な分野』としてカテゴリー分けされる問題となって、放置されていたのだ。

 

(苦手だ)と思うことは、人それぞれに、あることだろう。だが、一度それについて冷静に考えてみたい。もしかしたら、自分のその根拠の不透明な不信感が原因で、『喉の奥をわざわざ狭くしている』ことがあるかもしれない。自分の方からその問題に『向かっていく』イメージで、主体的に取り組めば、意外なほどに解決策は、見つかるようになる。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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