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運営者
考察
そこまでの覚悟を持って人生を生きるエネルギーを、先進国の平和ボケした人間は、理解できないだろう。
実に齢16歳という若さで世を去ったと言われる天草四郎も、
と言ったわけだが、人間の意志が強い絆で結ばれ、団結するときは、『強いられる』ことが必須条件なのだろうか。戦争、差別、虐待、理不尽、病気、天災、不正義、そういった外部からの強い圧力がかかって初めて、人は、一致団結できるのだろうか。
確かに、会社でも社長や上司が、向かうべき方向性や、目標について声を荒げ、寺や教会では、僧や牧師が、歩くべき人の道について諭し、親が子を育児し、教師が生徒を教育し、師が弟子に伝授するように、人間は、目的を外部から指示され、定められ、教えられなければ、歩くべき道を歩けないものなのだろうか。
ここで考えたいのは、『モチベーション3.0』に記載されている『デフォルト(初期設定)』という概念だ。この本が説くのは、「モチベーション 1.0」は「生存や安心に基づく動機づけ」、「モチベーション 2.0」は「アメとムチに駆り立てられる動機づけ」だと定義し、内面から湧き出るやる気に基づく 「モチベーション3.0」こそが、新しい今の時代の生きるモチベーションであるという発想であるが。
そのモチベーション2.0を考えた時、我々は”指示、報酬、罰、その他の一切の外的要素”が働かなければ、生きていけないという考えにぶつかる。だが、それは本当なのか?こう考えて生まれたのが、”モチベーション3.0”であるわけだが、ここで考えたい。我々人間の、『デフォルト(初期設定)』とは?人がこの世に誕生するときに、受動的で自力では行動できないようにプログラミングされているのだろうかそれとも、積極的に自発的に行動するようにプログラミングされているのだろうか?
前述したように、『外部からの圧がかかったり』、『何らかの報酬に反応する』という形でなければ、積極的に働いたり、一致団結したり、人を助けたりすることが出来ないと言う、『初期設定(デフォルト)』がされているのだろうか。
この本の著者は、『初期設定は受動的ではない』と断言する。それは私も同じ意見だ。しかし実際は、マルコムXや天草四郎の周囲にあった強烈な気配は、そう簡単に出来上がるものではない。この話は、まだまだ深く潜って考えなければ答えは出なそうだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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