名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『生くべきときに生き、死すべきときに死す。死をもって証明するしか方法がないときにはじめて切腹するわけであって、苦しきを逃れるための自殺は、卑怯なだけである。』
山本常朝は言った。
『武士道と云ふは、死ぬ事と見付けたり。』
確かに武士が行うのは、切腹だった。しかし、自殺と切腹とでは、意味が違うのだ。新渡戸稲造の著書、『武士道』は、実にそうそうたる人物と照らし合わせ、その道について追及していて、奥深い。キリスト、アリストテレス、ソクラテス、プラトン、孔子、孟子、ニーチェ、エマーソン、デカルト、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉、枚挙に暇がない。本にはこうある。
『武士道においては、名誉の問題とともにある死は多くの複雑な問題解決の鍵として受け入れられた。大志を抱くサムライにとっては、畳の上で死ぬことはむしろふがいない死であり、望むべき最後とは思われなかった。』
例えば、戦友が皆、戦地で祖国、つまりその祖国には、自分の大切な家族も友人も皆いるわけだが、それらの為に命を賭して闘って、あるいは命の日を燃やした。そんな中、自分一人で、怯えて一人で小屋に隠れて、何とする。
モンテーニュは言った。
もちろん、戦争、戦そのものが、認められるものではない。しかし、それは平和ボケした、戦争を知らない人間の軽率な発言である。渦中にあって、その中心でそれを発言することは、死罪を意味する。そんな時代にあって、どう生き、どう死ぬべきかという問題は、現代人が発想するそれとは、一線を画すものなのである。
しかし、その時代でも、この時代でも、どの時代でも共通しているのは、そんなに死に急がなくても、人間は必ず死ぬということだ。シェイクスピアは言った。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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