名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
ガリレオは言う。
ソクラテスは言う。
疑義に懐疑に興味に好奇。全ての学問は、そこから始まる。
逆に、そこから始まったものでなければ、長続きはしない。純粋な探究心ゆえの動機こそが、結果として不撓不屈の研究精神を宿すことになる。私は『義務』として教育を受けていた時、勉強をまるでやる気にならなかった。『強制』を嫌うからだ。『束縛』を感じるからだ。
孔子の言葉の超訳として下記記事にも書いたが、
そもそも『勉強』とは現代中国度では『無理強いをする』という意味だ。『強制的な勉強』など、私との相性は水と油である。しかし、あるとき本当に本を手に取り、知識を吸収したいと身体が叫んだ。そしてみるみるうちに私は、いろいろな本を手に取り、学び、吸収した。『少年ジャンプ』あたりの漫画誌以外の本を見ることがなかった私の本棚には、今やあらゆるジャンルの有力な本が500冊以上ある。PRESIDENT等の経済誌を入れれば、1,000冊は超える数があるだろう。
もちろん数だけではだめだ。その本を全て読破し、熟知し、自分のものにしていなければならない。安岡正篤は言った。
活学をしなければならない。つまり、いつでもどこでもその本に書いてある内容を思い出し、自分の知識のように引き出すことができなければ意味がないのだ。そして今の私なら、それが可能である。もちろんコンピューターではないのでそれは大げさだが、しかし、大体のことは、
(あの本に書いてあったぞ)
と覚えていて、そのたびに本を開いて書きとめるので、記憶に定着するのである。このことからも非常に強くこの言葉を後押しすることが出来る。人は、自分から主体的に動いたときにはじめて、最も大きな能力を発揮する。したがって、もし『本当に』有能な人間を育てたいと願うならば、『義務教育』なる強制的な枠決めは取り払うべきであろう。
『グーグル』を創業した二人、セルゲイ・ブリンと、ラリー・ペイジは、『モンテッソーリ教育』という教育を受けていた。モンテッソーリ教育とは、マリア・モンテッソーリという医師が実践した教育法で、自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、『生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる』ことを根幹に置くのだという。
そういう教育法が本当に人間を『勉強好き』にさせるのだ。本人の主体性をないがしろにする一切の『無理強い』は、今すぐにやめた方がいい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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