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ライト兄弟『もし金儲けに興味を持っていたとしたら、きっと、もっと成功の可能性の高い物に賭けていただろう。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

写真右、オーヴィル・ライト(弟)の言葉だ。自分たちの研究に対し、少しでも拝金的な印象を抱いた人間に対し、そう言った。人間は、とにかく『金、金、金』だ。そして、やれ『ワークライフバランス』がどうとか言って口を揃え、ブルーマンデーだか、アフター5とか花の金曜日だとか言って、騒ぎ立てることをやめようとしない。

 

クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたダニエル・ピンクは、著書『モチベーション3.0』でこう書いている。

『ワークライフバランス(仕事と遊びのバランス)』という概念を考え直すべき一幕である。『仕事とは関連性のない”遊び”だけを楽しめて、人生で取り組む真剣な仕事を、”耐えがたい重荷”として耐えなければならない、と信じる理由はもはや存在しない。仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、もっと生きがいのある人生の創造という難題に取り掛かれる』

 

 

また、ある日のPRESIDENTにはこうあった。

失うことに抵抗が無い

 

稼ぐ人は、お金やものに執着しない。それどころかいまの仕事や地位にも固執しない。安定して収入を得られるポジションにいても、あっさり捨てて転職や独立をしたり、まったく違う分野に挑戦する。現状が頭打ちだから新天地を求めるというわけでもない。たとえ将来が約束されても、そんなことに関心がないかのように環境を変えていく。いま持っているものを失うことに、なぜ抵抗が無いのか。それは根底のところで自分というものを信じているからだ。

 

成功する人は、どのような環境になってもまわりの人とうまくやれるし、食べていけるという自信を持っている。稼ぐ人は、成功するための原理原則を知っているといってもいい。成功するためには土台になる考え方、つまり原理原則とそれを具体化する技術の両方が必要だが、原理原則さえ本物であれば、じつは何をやっても成功する。

 

 

企業も同じ。成長し続ける企業は、市場の変化に応じて新しい商品やサービスを出していく。そうした企業は、高い開発力に成長の秘密があると考えられがちだ。しかし、ほんとうに大事なのは理念やミッションだ。企業活動のベースとなる考え方がしっかりしているからこそ、現象に合わせて対応を柔軟に変えていけるのだ。

 

松下幸之助や稲盛和夫の本を読むと、描かれているのは人間観や哲学の話であり、商売の話はほとんど触れられていない。それでも多くの人が手に取るのは、そこに原理原則があるからだ。

 

お金や仕事は、人間が勝手に創り出した概念だ。問題の本質を掌握し、もっと生きがいのある人生の創造という難題に取り掛かりたい。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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貝原益軒『朋友の間、悪しきことならば面前に言うべし。陰にてそしるべからず。後ろめたく聞こゆ。前面にその過ちを責め、陰にてその善を褒むべし。』 ライト兄弟『オウムはよくしゃべるけど、飛ぶのはあまり上手くないよね。』 パブロ・ピカソ『いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ。』

 

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