名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
知者は、多くを語らない。口数の多い人は、実はあまり物を知らない。こんな風なイメージは、想像にた易いことである。
例えば、私はよく『見栄を張られる』のだが、それはなぜかと言うと、
- 私が見栄を張る様な世代のいる場所に行ったり、そういう洋服を着て、相手を煽るから。
- 私が、相手が委縮するような雰囲気づくりに躍起になっていないから。
- 私が人一倍敏感だから、それに気づくから。
という様な条件が重なるからである。その中で、私は何度となく経験したのだが、『そういう私』が、サラッとこのブログ内にあるような内容の話をするものだから、カップル連れの男か何かは、まあまず間違いなく、私の話に影響されて、流されてしまう。
と急にそのワードを大声で言って、周りの注目を浴び、その後に続く会話がつたないものだったときは、全く呆れて物が言えなかった。彼はただ、当時『流行的』だったそのキーワードを、目の前の彼女の前で言いたかっただけなのだ。
彼がそう急に叫んだ大きな要因の一つは、私だった。私の風貌は、いかにも『とっぽい』輩寄りだった為、彼の中で(同等な人種)だと認知して、それが急に真面目な話をするものだから、焦って、(自分も何か真面目な話をしなきゃ)と思ったのである。そうじゃなきゃ、目の前の彼女に舐められる、とでも思ったのだろう。
私がレストランに行くと、別に、一緒に居る部下を、いつもの様に怒鳴り散らしているわけでもないのに、ピシャリと場が黙り込んで、空気が張り詰め、私の会話がそこで独壇場となる。
しかし、それでも私は、声のトーン、態度、話す内容、その全てを、それらの外部要因によって変えるようなことはしない為、周りの人間も、いつまでも黙っているわけにはいかなくなり、聞き耳は立てるのだが、無理に違う話を女性側かなんかが持ちかけたりして、自分たちの食卓上での会話の空気を作り上げようと必死になる。それぐらい、私の食卓上にある空気感が、異次元なのである。(そういう場においてのみ。上には上がいる。)
まあ、韓国の駅でそれをやった時は、この部下が『吃音症』という黙り込む病気である為、『日本人が韓国人をいびっている』という図式が目の前にあると思ったのか、そこにいる韓国人が全員私の方を凝視していて、ちょっと危なかった、ということもあったが、それぐらい私は、他の環境に影響されない。というか、他に影響されて変えるような話を、私は大切な部下に、していないのである。
ここまでの話では、『口数の多い私は、無知者』ということになるが、いや、それは否定しないが、むしろ粒立てたいのは、ここで挙げたような、私に影響されて、同じような話に流され、目の前の彼女や連れに、見栄を張る様に急に話の方向を変え、しかもその内容が薄かった、という人々の実態である。
私もこう言うぐらいだからそれには気を付けていて、美容室でもどこでも、私のことをヨイショして持ち上げて来る場合は、必ずそれを無視して、冷たくあしらっている。それで私がいい気になり、ペラペラと偉そうに部下でもない人間に喋り散らせば、もし、私の隣に、私よりも人格的に優れた人が座っていた時、恥をかくのは私だからである。
私にあるのは見栄ではなく、プライドだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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