うつ病を改善するための秘訣ってあるの?
キーワードは『無』であり『空』です。
先生
ハニワくん
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心の場所はどこにある?
うつを改善する為の秘訣は、『無』であり『空』だ。
うつの重要キーワードは、『うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』』の記事にも書いた様に、 ことだ。ということは、自分の頭、思考、考えること、つまりそれらは全て『脳』で行われているわけだが、この脳に何らかのアプローチをすればいいという事実が浮き彫りになってくる。
そもそも、『うつは心の風邪』だとか、『心の病』だとか言ったり、あるいは『心が苦しい』とか、『精神的にちょっと』というが、では、その、
- 心
- 精神
というのは、一体どこにあるのだろうか。胸のあたり?心臓付近?しかし、人間の体を解剖しても、そのような場所を生み出している臓器は存在しない。
それならば、
』だろう。脳で考え、快楽を覚え、思い悩み、苦痛を覚え、恐怖するのだ。だとしたら、脳に何らかの働きかけをすることを意識することは、何らかの変化を期待できるわけだ。
先生
ハニワくん
- アプローチをかけるべきなのは心というより、『脳』。
頭(心)を一度空っぽにし、無の境地を見る
『あがり症に大きな影響を及ぼすセロトニンという脳内物質とその役割』にも書いた様に、 という抗うつ薬は、『選択的セロトニン再取り込み阻害薬』、つまり、自分の脳内からセロトニン(心を安定させる役割を担う脳内物質)がなくなってしまうことを『阻害』する薬である。これらの薬はセロトニンが枯渇するような症状、つまり、
- あがり症
- うつ病
- 吃音症
等に有効であると考えられている。これらが完全に有効であるという確証はないが、しかし、どれも共通してサーカスの猛獣と猛獣使いで考えるなら、『猛獣使いのパワーが弱まっている』状態のため、その他の脳内物質をコントロール出来ていない状態なわけだから、
している、つまり
攻撃的になったり、うつ的になったりする、という、浮き沈みの激しい性格がそこにあるわけで、これらの薬はそのセロトニンに対して有効であることから、使用されるわけである。風邪薬でも、頭痛薬でも、整腸薬でもなく、SSRIがピックアップされているわけだ。
このようにして考えてみても、やはり注目するべきなのは脳だ。その脳で、常に重く苦しい事を考えてばかりいたら、体はどうなるだろうか。やはり、疲弊してしまうだろう。何しろ、子供の頃でもなんでも、『
』という決定的な事実がある。だとしたら答えが見えて来る。
頭(心)を一度空っぽにし、無の境地を見るのだ。それは、『重荷を取る』という意味でも、『楽な状態を知る』という意味でも、色々な効果を得られる。まずは、そうした状況を理解することが重要だ。
先生
ハニワくん
- 頭(心)を一度空っぽにし、無の境地を見る。