うつ病予防・治療に自然散策は役立つの?
役立ちます。まず、テクノストレスを負っている人はそこから解放されます。
マイナスイオンが出ている場所に行けば、新陳代謝を促進させたり、血液をサラサラにしたり、副交感神経に作用させて心身をリラックスさせることができます。
先生
ハニワくん
自然界の規則正しい音と、不規則な音を併せ持った不安定なゆらぎ
この記事は、
と併せて考えていきたい。やはり、自分の体から少しでも重荷を取ることが重要なテーマとなるわけだが、自然との向き合い方についてもそれを最適化することが出来る。
私などは、自然が好きでよく山や滝などがある場所に出かける。子供の頃、今は亡き父親とキャンプやバーベキュー等、アウトドア系の活動をしていたことも影響しているだろう。純粋に、そういう場所に行くのが好きなのだ。心が癒される。
だが、どうも心が癒されるのは、
。それは、周りを見渡せばわかることである。つまり、過去の経験だけが人々を自然の方向に向かせるのではない。何かしらの理由が他にあって、そういう結果になるのだ。その理由の一つは、『 』にあるという。
リズムがゆらぎ、音程がゆらぐと、人間は心地よさを感じる。これは、心臓の拍動をはじめ、人間の生体リズムにゆらぎがあるからと考えられている。また、赤ん坊の頃、抱っこしてもらいながら揺らしてもらった。あるいは、ロッキングチェアーのようなゆりかごに載せられ、揺らしてもらったことなども影響しているかもしれない。
とにかく人は、
のだ。
自然には、鳥の鳴き声や、虫の鳴き声、川のせせらぎに、波が打ち寄せる音、実に様々な『規則正しい音と、不規則な音』が存在していて、それが人間の脳に、リラックス効果を与えるというわけだ。
先生
ハニワくん
- ゆらぎの波長が脳に働きかけられると、脳が自律神経を調整し、心を安定させ、リラックス状態になる。
一切の責任から解放してくれる大自然
私は自然に出かけなくても、夏の暑い日に、外でセミが鳴いているのを聴くと、なんだか妙に居心地がよくなってくる。本当は、暑いし、うるさいし、ということで、ストレスの原因となりそうなものなのだが、不定期に人の話し声がボソボソと聞こえて来るような環境よりは、うんと心が平穏でいられる。
その理由の一つは今書いたゆらぎと脳の問題だろう。そしてもう一つは、『責任』の問題だと考えられるのだ。
私のように、基本的には責任感が強いような人間は、他人に対しても責任を求めることが多く、『人が不定期に外で話をすることは、自分たちは快感かもしれないが、他の人が聞くとどう思うか』、ということについての責任を問いただしたくなり、 のだ。
だが、虫や、あるいは赤ん坊にはその要求がないため、それらが音や声を出していても、あまりイライラしない。むしろ、それらの音や声は、『音楽』に聴こえるときがある。地球の鼓動の音というのか、自然発生する、マグマや、滝や、川や、海のような、そういう大自然の奏でる鼓動や音楽の一部に聴こえるのだ。
『真面目で完璧主義がうつになる。だが、完璧な人間など最初からいない』で書いたように、うつになる人はストレスを溜め込みやすい人だが、つまりそういう人は、自分に対しても人に対しても責任を追及する傾向がある。そういう意味でも、 ことになるのだ。
自然には
も出ている。マイナスイオンは、新陳代謝を促進させたり、血液をサラサラにしたり、副交感神経に作用して心身をリラックスさせる働きがあるといわれている。マイナスイオンは市街地よりも森林のほうが多く、滝や川の急流など、水が激しくほとばしるところで豊富なため、積極的に大自然に赴いてリラックスしたいのだ。
重荷を取る方法は様々あるが、こうした自然との向き合い方の最適化も、そのうちの一つだ。無理は禁物だが、取りれられる全ての要素を取り入れていきたい。
先生
ハニワくん
- 大自然の中に身を置くことで、気分が軽やかになり、開放感を得られる。
- マイナスイオンは、新陳代謝を促進させたり、血液をサラサラにしたり、副交感神経に作用して心身をリラックスさせる働きがある。