うつ病予防・治療に役立つのはどんなこと?
色々ありますが、『週に一度は休息モード』を意識することが重要です。人間、同じことをずっとやり続けていると、パフォーマンスが低下してしまうようになっています。
先生
ハニワくん
仕事をした後に食べる食事
この記事は、
と併せて考えていきたい。やはり、自分の体から少しでも重荷を取ることが重要なテーマとなるわけだが、週に一度の休息についてもそれを最適化することが出来る。
週に一度、上記リンク記事にあるように、音楽にどっぷりつかったり、自然とたっぷりと触れ合ったり、趣味に没頭することは、極めて重要である。
ゲーテは言った。
人間には、ある『仕組み』がある。それは、このゲーテの言葉が極めて重要なカギを握っている。更なる詳細を確認する為には、およそ500人の偉人の8,000の言葉から見出した、38の黄金律の一つ、
この記事を見るといい。
先生
ハニワくん
7日のうち1日を完全に休まないと、体や心が壊れ、機能に異常をきたす
この言葉に秘められた知性はとてつもない実力を持っている。少しだけここに書き加えるなら、『聖書』からのこの話だ。早稲田大学商学部を卒業後、様々な経歴を経て、クリスチャン女性の国際的なグループ『Aglow International(アグロー・インターナショナル)』に所属する中村芳子の著書、『聖書88の言葉』にはこうある。
7日のうち1日は完全に休む。体のため、心のため、自分のため、家族のため
休む=怠ける=良くないこと、という考えが日本では根強い。風邪で熱を出しても解熱剤を飲んで出社すべきだと思い込んでいる人もいる。うつるから実は迷惑なのだけど。
そこへくると聖書の価値観は大きく違う。週7日のうち1日は、働いてはいけない日だ。1週間が7日からなるのは、『創世記』1章の天地創造に由来している。1日目、神は『光あれ』と光を創った。そして空、大地、海、植物を創り、太陽、月、星を創り、魚と鳥を創り、動物と人間を創った。
6日でその仕事を終え7日目に休んだ。これが1週間の始まり。
神がモーセを通して与えた十戒の4番目が『週の7日目は仕事をしてはならない』だ。ユダヤ人がこれを守り、キリスト教徒が引き継いだ(本来は土曜日だ)。人間の設計者であり製造責任者である神は、 している。 ことを知っていた。個人としての人間だけなく、家族の機能にも障害が起きて来る。
『聖書』
安息日を心に留め、これを聖別せよ。6日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、7日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。(出エジプト記20:8-10)
いいだろうか。別に私はクリスチャンではない。私には偏見も差別もないから、正しい事、間違っている事を正当に評価する意識が常にある。その中で、ここにある『神、光よあれ』というところは置いておいて、見るべきなのは、
- 人間の機能
- 7日に1日は必ず休む
ということである。
と、神が言っているというのだ。
もう一度言うが、『神』が、『言う』ということはほぼ無視していいことである。だが、『
』と言い直せば、この言葉は一気にあらゆる人の耳にすんなり入ってくることになるだろう。
ゲーテの言葉と照らし合わせると見えてくるのは、人間は、
- 7日間休みっぱなし
- 7日間働き続ける
このどちらに偏っても、心身が正常ではいられなくなるのである。
- 6日働いて、1日休む
これこそが、人間の仕組みを100%発揮させるために必要なリズムなのだ。
イギリスの詩人、ジョージ・ハーバートは言う。
人間には『休憩が必要』なのである。
重荷を取る方法は様々あるが、こうした週に一度の休息の最適化も、そのうちの一つだ。無理は禁物だが、取りれられる全ての要素を取り入れていきたい。
先生
ハニワくん