仏教の開祖 釈迦(画像)
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内省
有限の水は、飲めば無くなる。だが、飲まなくても、いずれ涸れてなくなる。お金も同じだ。使おうが、使わまいが、いずれ無くなる。 天国へお金は持っていけないからだ。自分の命も同じこと。生きながらえようが、使い切ろうが、 いずれ命は終わりの時を迎える。限り有る水を、資源を、お金を、そして命を、我々はどう投資し、どう消費し、どう浪費するかが問われている。
順番も大事だ。心構えが大事なのである。財産を得てから、慈善団体に申し訳程度に寄付をするのか、世の中に貢献したいから、財産を得るのか、 前者と後者の心構えは違う。
前者は拝金的な匂いがするが、 後者は『義利合一』の精神の下、先義後利の人生を歩こうとする意志が垣間見える。前者は『膨張』の道を歩き、後者は『成長』の道の上を歩く。
人間の寿命は同じだ。だが、『価値』はその生き方によって変わるかもしれない。さて、 我々がとるべき人生のスタンスとは、 どの道の上にあるのだろうか。
参照文献
仏典
相応部経典。
関連する『黄金律』
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『「生きる」ということの本当の意味とは。』