仏教の開祖 釈迦(画像)
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内省
『足りない』と思う以上は、『足りない』気分から抜けられないだろう。当たり前だが、極めて重要なポイントだ。また、『足りない』と思うということは、人として何かが『足りない』のかもしれない。そういう視点を忘れてはならない。
時間が足りない?
では、人の10倍の速度で歳をとって親よりも早く亡くなった、ある人間の人生は、なんだったのだろうか。
身体が足りない?
自分がもう一人いたら、と言うが、自分の五体すら満足でない人間の人生とは、なんなのだろうか。
愛情が足りない?
では両親の私利私欲によって無責任に流された、胎児の人生とは、なんなのだろうか。
お金が足りない?
アメリカの作家、ヘンリー・デイヴィッド・ソローはこう言っている。
往々にして人に足りないのは、知識、そして見識である。何が正しく、何が真実かを見極める。最初に着手するのは、何よりもそこだ。
参照文献
仏典
法句経334。
関連する『黄金律』
『自分の心と向き合った人間だけがたどり着ける境地がある。』
『足るを知る者は富む。足るを知らぬ者は貧しい。』