仏教の開祖 釈迦(画像)
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内省
すぐにカッカと怒る人。いつまでも恨みを忘れない人。自分の欠点を隠そうとする人。自分を実際より良く見せようと親切を押し付ける偽善者。ブッダが言うこれらに当てはまる人間は、要注意だ。
これについては私も久々に、耳が痛い。私が当てはまるのは上から二番目、『いつまでも恨みを忘れない人』だ。もちろん、きちんとした謝罪があり、筋が通っていれば、私のその人への恨みは消える。だが、人間を生きていると、なかなかそういう筋の通った出来事に出会うことさえ、難しいのだ。
親友であれ、恋人であれ、実の家族であれ、筋の通らないことは、私は絶対に許せない性格だ。だがそれは逆に言えば、(筋さえ通っていればすべてがうまくいく)そう願う、尊い規範意識がそこにあるからだと、私は自負しているのである。今後は、この助言を聞き入れ、『人の浅ましさへの恨み』に対する負の感情を、どう支配していくか、内省していかなければならない。
参照文献
仏典
経集116。
関連する『黄金律』
『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』
『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』