仏教の開祖 釈迦(画像)
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自然(じねん)型とは、自分で自分の心を燃やすことのできるタイプである。他然型とは、他人や周りの環境の力を借りて、ようやく自分の心を燃やすタイプのことである。前回のブッダ(仏典)の言葉は『※法句経3』にある言葉だが、今回も同じだ。※法句経(ほっくぎょう)、別名ダンマパダ。釈迦の語録の形式をとった仏典。『真理の言葉』という意味である。
理不尽に屈してはならない。理不尽に、支配されてはならない。負の感情に支配され、我を見失ってはならない。つまり、勝って奢らず、負けて腐らず。 ”他然型”で在ってはならないということ。 ”自然型”であれということだ。
人生は儚く有限で、人間は脆くて弱い。幼少の頃、この世の悪から目を逸らし、ファンタジーに夢を見て、想像力豊かな感受性のある人間に育つのはいいことだ。儚い人生を、尊く生きるその姿勢が、とても有意義だからだ。
だが、大人になるということは、”自然型”になるということ。”主体的”になるということ。大人になるということは、決して、年齢を重ねるということではない。この世のすべての森羅万象を受け入れ、悔いのないように生きるべし。
法句経4。