仏教の開祖 釈迦(画像)
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内省
例えば、私の内省に付き合ってもらっているこの四聖(孔子、ソクラテス、釈迦、キリスト)でさえ、悪く言う人は必ずいる。別の宗教家、批判的な人間、頑迷な弱者、そしてかつての私。実に多様な人々が、彼らを批判するだろう。忘れてはならないのは、それらの人々もまた、同じ人間だということである。
人間の四聖に数えられる彼らでさえそうなのだから、この世に悪口を言われない人はいない。もし自分は言われたことがない、自分は人に迷惑をかけたことがないという人がいたら、この言葉を考えてみるといいだろう。
by吉行淳之介
また、こういう言葉もある。
まずは認めること。悪口を言われることは世の常で、山があり、海があるように、それは不変的な森羅万象である。そして思い知ること。人の目を気にすることが、実に愚かな行為だということを。そこまで突き詰めれば、もう答えだ。自分にしかできない人生を、生き貫くべし。
参照文献
仏典
法句経228。
関連する『黄金律』
『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』
『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』