フランシス・ベーコンとは(画像)
イギリスの哲学者。生誕1561年。男。「知は力なり」の言葉で知られるイギリス経験主義哲学者のフランシス・ベーコンは、1561年にイギリスで生まれました。わずか12歳でケンブリッジ大学に入学し、その後、ロンドンのグレイ法曹院で法律を学びます。23歳で国会議員になり、1618年には大法官にまで登りつめまたものの、汚職の嫌疑で失脚し、晩年は著作や実験をして過ごしました。近代的な帰納法を創始したとして知られています。
実証的な手続きを踏まえて学問を基礎づけ、体系化しようとしたという点では、近代科学の精神を最初に体現したとも言えます。そうした姿勢は、ルソーやヴォルテールらのフランス百科全書派に引き継がれていきました。彼の業績を踏まえて、以後イギリスでは、経験を重視した学問が広がっていくことになります。
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