シャルル=ルイ・ド・モンテスキューとは(画像)
フランスの哲学者。生誕1689年。男。1689年、フランスのボルドー近郊に生を受けたシャルル=ルイ・モンテスキューは、ボルドー大学で法律を修めた後、弁護士となり、その後、ボルドー高等法学院参事官、ボルドー高等法院副院長などを務めました。1721年に発表された風刺小説『ペルシア人の手紙』の成功で文筆に専念し、以後、『ローマの隆盛と衰退の原因についての考察』、『法の精神』などの著作を著します。『法の精神』において、政治権力を立法、司法、行政の三権に分割する三権分立を提唱しますが、そのヒントになったのが1728年からのヨーロッパ歴訪です。当時のフランスはルイ14世の絶対君主制でしたが、それ以外の政治体制を見ることでその理論を構築しました。
「自由とは、法の許す限りにおいて行動する権利である」という彼の言葉は、自由の概念を拡大解釈している現代の人間にも襟を正させる力を持っています。
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