キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
皆、同じなのだ。皆、泣いて叫んで、この世に誕生した。全員、そうだ。その子がどういう人間に育つか。偉業を成すか。虐待をするか。ドイツ語を覚えるか。高学歴を得るか。無口になるか。闇に手を染めるか。人を殺めるか。どうしてそのような、差異が生まれるのだと思うか。
オギャアと生まれて10年以上は、物心もおぼろげ、精神も未熟で、自我が抜きんでることも少ない周りに影響され、流行りに脅かされ、確固たる信念も確立しない中、彼、彼女らに”それ”を植え付けるのは一体、この世にいる、誰の責務なのだろうか。全ての親は、自問せよ。そしてそれは、もっと前から考えるべきだったはずの、テーマだったのではないだろうか。
だが気づいたときに軌道修正すればいい。自分の身の回りで起きていることはすべて、自分の責任であるということを受け入れるべし。間違っても自分よりも無知で無力な人間のせいにするようなことが、あってはならない。
参照文献
聖書
知恵の書 第7章。
関連する『黄金律』
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『「生きる」ということの本当の意味とは。』