キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
自分はいいが、他人はダメ。自分以外の人間は脇役で、自分が生き残るためなら、みんなが死んでも構わない。とかく、人間とは、そういう風に自分本位にこの人生を考えてしまうものだ。
その気持ちはわかる。みんな、ただただ余裕がないのだ。みんな、自分の人生を生き抜くことで、精一杯なのだ。だからときには、人を蹴落とし、自分だけ助かろうとする卑しい気持ちに、心を支配される。それを『自己防衛本能だ』と正当化し、必死に人生に、しがみつく。
だが、忘れてはならない。差別や侮蔑、隠蔽や強奪、この世にはびこるありとあらゆる罪を犯せば必ず、自分の心は罪に毒され、腐敗していくだろう。本当に自分が棚に上がりたかったら、自分を棚に上げてはならない。
参照文献
聖書
ローマ人への手紙 第2章。
関連する『黄金律』
『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』
『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』