キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
人の能力には限界があり、人の体力にも限界がある。人の寿命にも限界があり、人の運にも限界がある。限界が有る。つまり、 有限だということ。 無限ではないのだ。とかく、私のように、ヒトもカネもコネもモノも無い中、頼れる人生の先輩もおらず、依存したい実の父親も早くに亡くし、慣れ合う友人はおろか、切磋琢磨できる真友や、慰め合う恋人もいないという条件で、事業を成功させたら、こう思ってしまうだろう。
(これは全て、自分の実力だ)
確かに、自己効力感という言葉がある。いわゆる、自己暗示にも似た、セルフマネジメントだ。(自分は出来る。自分なら出来る。)と、自分を奮起させる管理能力。実際、そういう気構えが成功に大きく貢献することは事実だ。
だが、思い上がってはならない。自分の無知、無力を、思い知らなければならない。そういう事実を受け入れる器こそ、一流の人間が手に入れるべく、矜持である。驕りに支配された途端、腐敗は始まっていると思うべきである。『人間の身の丈』を知り、その中で、悔いのないように、生き貫くべし。
参照文献
聖書
格言の書 第16章。
関連する『黄金律』
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『「生きる」ということの本当の意味とは。』