キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
とかく人間は、ルーチンな毎日が設定されているものだ。
学校、通学。仕事、通勤。家庭、食事。
毎日同じ場所を通り、毎日同じ電車に乗り、毎日同じ机の前で、食事を摂る。
だから見誤る。人生を、見誤る。
スウェーデンの諺に、こういう言葉がある。
今日のことは今日考えて、明日のことは明日考える。今日勝っても、奢らず明日を迎え、今日負けても、腐らず明日を迎えるのだ。
明日は全く別の世界。明日、今までの苦労がすべて水の泡になり死ぬかもしれないし、明日、今までの努力が報われて大きな結果を目の当たりにするかもしれない。明日のことなど誰にもわからない。だからこそ、毎日が人生最後の日だと思って、『悔いのない人生だった』と思える毎日を送るべし。悩んでいる時間はない。憂いている時間はない。儚い人生を、尊く生きよ。
参照文献
聖書
マテオによる福音書 第6章。
関連する『黄金律』
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『「生きる」ということの本当の意味とは。』