キリスト教の礎 イエス・キリスト
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内省
例えば『絶対に切れないゴム』があったとする。上と下がくっついていて、縦に一直線にそれはある。引っ張ろうとすれば、引っ張れる。しかし、どんなに伸ばしても、ゴムが切れることはない。そして諦めて手を放す。 すると、ゴムは元の位置に戻る。
ここで挙げられている『絶対的真理』とは、そういうことだ。それに逆らって伸ばそうとすれば一応は伸びるが、必ず元の位置に戻って、それがぶれることはない。それどころか、その引っ張った時に生み出されるゴムのテンション(張り)のエネルギーが、ビヨンと跳ね返ってそっくりそのまま自分に返ってくる。
真理に逆らうとはそういうことだ。やるだけ無駄だし、それどころかしっぺ返しが来る。嘘だと思うなら、まずは『人は絶対に死ぬ』という真理を変えてみるところから動いてみるといい。それが無理だと悟れば、もう半分解決したようなものだ。
『この世には、絶対に逆らえない真理というものが存在する』
ということを理解したのだ。これは原則だ。『だが、目の前で最愛の子供が殺されそうになっているのに、本当に相手を殺してはいけないのか』 というテーマとは、また別の話である。まずは原則を理解することが重要だ。
参照文献
聖書
エゼキエルの書 第33章。