キリスト教の礎 イエス・キリスト
Contents|目次
内省
まず、そのまま書こう。
ーヨハネによる福音書 第10章ー
『自分の羊を持っていない雇われ羊飼いは、 狼が来るのを目にするや羊たちを置いて逃げ出してしまう。しかし、 自分の羊を持っている良い羊飼いは、 羊の為に自分の生命を捨てる。 羊に生命を与えるために、自分の生命を捨てる。 そのことを羊たちも、よく知っている。』
つまりこういうことだ。部下、後輩、弟、妹、年下、舎弟、弟子、生徒、何でもいいが、 そういう存在がいない、 あるいは、 そういう存在を駒や道具だと思っている、 もしくは、 そういう存在に慕われていない人間は、 狼に遭って、逃げる人間である。
そうじゃない人間は、 逃げるのではなく、その逆の行動を取る。 私利私欲を優先しない。 優先するのは、その対象者たちの命だ。はたして羊たちは、どちらの人間を信頼するだろうか。このことから学べるのは、 真の指導者の在り方である。
参照文献
聖書
ヨハネによる福音書 第10章。
関連する『黄金律』
『この世に価値のない人間などいない。いるのは価値がわからない人間だけだ。』 “]