名言一覧
『自然淘汰とは、有用でさえあればいかに微細なものでも保存される原理である。』
チャールズ・ロバート・ダーウィンとは(画像)
イギリスの自然科学者。生誕1809年。男。チャールズ・ロバート・ダーウィン(1809~1882年)は、進化論であまりにも有名な生物学者で、地質学者の面も備えていました。生物がどのようにして進化したのか、そして人間もまたその進化の一端で生まれてきたという考えは、それまでの「すべての生物は神によって作られ、変化しない」という考えを根本から揺るがす衝撃的なものでした。「強いものが生き残る」とされる「自然選択の理論」は現在でも支持されている一方で、19世紀~20世紀には植民地支配を正当化させる論拠にされてしまった面もありました。
彼の人生の転機となったのが、20代の頃に乗船したビーグル号での旅行で世界各地で多様な自然や生物に触れたことです。とくに大きかったのが現在でも独自の生態系で知られるガラパゴス諸島での経験で、そのことから進化論の構想を練ったとも言われています。現在でも生物学では、この人は避けて通れないまさに巨人と言える存在です。