ホーム『名言』と向き合う太宰治 太宰治の格言と向き合って内省する 2022年11月23日 太宰治の名言を考察した記事です。リンクなしの一覧は下記の記事からどうぞ。 太宰治の名言・格言一覧 名言一覧 26個あります。 『幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。』 『とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ。』 『大人とは、裏切られた青年の姿である。』 『人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。』 『だまされる人よりも、だます人のほうが数十倍苦しいさ。地獄に落ちるのだからね。』 『人は、本当に愛していれば、かえって愛の言葉など白々しくて言いたくなくなるものだ。』 『何もしないさきから、僕は駄目だときめてしまうのは、それあ怠惰だ。』 『過ぎ去ったことは、忘れろ。さういっても、無理かもしれぬが、 しかし人間は、何か一つ触れてはならぬ深い傷を背負って、それでも、堪えてそしらぬふりをして生きているのではないのか。』 『笑われて、笑われて、つよくなる。』 『人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。』 10。 『安楽なくらしをしているときは、絶望の詩を作り、ひしがれたくらしをしているときは生のよろこびを書きつづる。』 『疑いながら、ためしに右へ曲るのも、信じて断乎として右へ曲るのも、その運命は同じ事です。どっちにしたって引き返すことは出来ないんだ。』 『恋愛とはなにか。私は言う。それは非常に恥ずかしいものである。』 『愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。』 『不良でない人間があるだろうか。』 『人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、また、「絶望」という観念にも 同様にあざむかれる事がある。』 『人間のプライドの究極の立脚点は、あれにも、これにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言い切れる自覚ではないか。』 『私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。』 『学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。』 『本当の気品というものは、真黒いどっしりした大きい岩に白菊一輪だ。』 20。 『騙される人よりも、騙す人のほうが、数十倍苦しいさ。』 『信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。』 『弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。』 『自分は修身教科書的な正義とか何とかという道徳には、あまり関心が持てないのです。あざむき合っていながら、清く明るく朗らかに生きている人間が難解なのです。』 『自身のしらじらしさや虚無を堪えて、やさしい挨拶送るところに、あやまりない愛情が在る。』 『優という字は人偏に憂うると書く。』 26。