金持ち父さん 貧乏父さん
■著者:ロバート・キヨサキ
出会ったのは10年ほど前だが、その時は
『なんだあのタイトルは。これみよがしでいやだなあ。どうせ低俗に違いない。』
と、決めつけていた。しかし、まさかここまで人生のお金の考え方を考えさせられるとは思っていなかった。
『ラットレース』。
この概念は、生涯忘れることがないだろう。
まさにこれは、『お金儲けの教科書』だと断定していいだろう。いい大学に行けば、政治経済学部などで似たようなことを教えてくれるのかもしれないが、中卒の私にはわからない世界だ。
だが、カンブリア宮殿や経済紙やこの本の情報により推測させてもらえば、大学で
教えることは、『従順』になることだということ。そして、その『従順』たる人間のことを、この本ではズバリ、『貧乏父さん』と呼んでいるのだ。
ビルゲイツも大学を中退しているが、その背景には、『型破りな金儲け』と、『従順な常識人』との関わりがあるように思えてならない。そう、この本が、『金持ち父さん 貧乏父さん』と、言うように。