モチベーション3.0
■著者:ダニエル・ピンク
人類のモチベーションの在り方、バージョンの推移である。
モチベーション1.0=
人類最初のモチベーション。生存することこそが、最大のモチベーション。
モチベーション2.0=
外的報酬と罰を与えられることで構築された、従順型"その他大勢”タイプ。
モチベーション3.0=
自分の内なる声に耳を傾け、常に物事の”主”となり、主体性を持つ。
私はちょうど、モチベーション2.0からモチベーション3.0へのバージョンアップの
選択を迫られた時代に生まれたと言っても過言ではない。
10代、従順に生きていくことに違和感を覚えたと思ったら、20代、時代は既に『一流大学⇒大企業=成功者』という図式は崩れかけていて、28歳現在、日本を復興させた先人が築いたGDPは中国に抜かれ、最新の教育事情というと”学校のチャイムが鳴らない”というのだ。
IT革命、グローバル化社会、新エネルギーにクラウド化。WEBは"2.0"へ、モチベーションは"3.0”へ。生きるために必死なのは、1.0から何も変わっていないが、特に日本のこの時代の3.0とは、戦争も終わり、高度成長を遂げ、生きるインフラが潤い、エゴが加速したことも原因だと考えるが、それと同時に、人類は新たな境地へのバージョンアップに差し掛かっている真っ最中である。