ソクラテス・イエス・ブッダ 三賢人の言葉、そして生涯
■著者:フレデリック・ルノワール
ドイツの哲学者カール・ヤスパースは、『偉大な哲学者たち』の第一巻をこの三人と孔子にあてており、
彼らを『人間の基準を与えた人々』とみなしている。
『四聖』とも言われる彼らのその影響力がどれほどのものか、もはや説明するまでもないだろう。
ギリシャの賢人、ソクラテスは人間の"罪"を『無知』と言い、
キリスト教の礎、イエスは人間の"罪"を『我がまま(罪)』と言い、
仏教の開祖、ブッダは人間の"罪"を『執着』と言い、
儒教の始祖、孔子は人間の"罪"を『利己』だと言った。
彼らから学べ得るものは莫大である。必ず人生の礎にしなければならない。