名言一覧
『自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである。』
『宗教は、人間一般の強迫神経症である。』
『あらゆる生あるものの目指すところは死である。』
『愛情をケチってはいけない。元手は使うことによって取りもどせるものだ。』
『各人はめいめい自分で幸福になる方法を実験してみなければいけない。』
『偉大なるレオナルドは生涯を通じて、実のところ子供のままでいたようだ。大人になっても遊ぶことをやめなかった。』
『夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である。』
『忘れるのは、忘れたいからである。』
『非常に強い悲しみというのは、時間が経つと薄らぐだろう。しかし、失われた者の代わりというのは、絶対に有り得ない。』
『錯誤行為──言い違い、聞き違い、読み違い、書き違いは受ける側の願望を表わしてる。』
『30年に渡って女性心理を研究してきたにもかかわらず解答の出せない問題は「女性が何を求めているか」である。』
『秘密を守り通せる人間はいない。口を堅く閉じれば、今度は指先がしゃべり出す。全身の毛穴から裏切りがにじみ出るのだ。』
『「否定と出会う」ことが出発点である。』
『インスピレーションが湧かないときはこっちから迎えにいく。』
『思考とは、行動の予行演習に他ならない。』
『宗教は、たとえそれが愛の宗教と呼ばれようと、その外にいる人々には過酷で無情なものである。』
『愛されていると確信している人間はどれほど大胆になれることか。』
『知性の声は小さい。』
『幸福になる方法は、自分で実験してみなければ分からない。』
『恋に落ちているときほど、苦痛に対して無防備であることはない。』
『心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う。』
『人間は自分のコンプレックスを除去しようとつとめるべきではなく、それと調和を保つようにつとめるべきです。』
『ほとんどの人間は実のところ自由など求めていない。なぜなら自由には責任が伴うからである。みんな責任を負うことを恐れているのだ。』
『生きる意味や価値を考え始めると、我々は、気がおかしくなってしまう。生きる意味など、存在しないのだから。』
『人は不快な記憶を忘れることによって防衛する。』
『エネルギッシュで成功する人間は、欲望という幻想を現実に変えることに成功する人間である。』
『自分に対してとことん正直になること、それが心身によい影響を与えるのである。』
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オーストリアの精神分析学者「ジークムント・フロイト」の格言と向き合って内省する
ジークムント・フロイトとは
オーストリアの精神科医。男。通称『精神分析学創始者』。オーストリアの精神分析学者であるフロイトは、1856年5月6日生まれです。元々は自然科学者として研究者の道を歩みはじめたフロイトですが、親友である耳鼻科医のヴィルヘルム・フリースとの文通を通じて、精神分析学医としての道へ進み、精神分析の創始へと至ります。彼の提唱した理論は、現在においても研究が続けられており、医学だけではなく文学や芸術の分野へも影響を与えています。 そんなフロイトの残した言葉の中に「30年に渡り、女性心理を研究してきたが、解答の出せない問題は「女性が何を求めているか」である」というものがあります。あのフロイトですら分からないのかと思わされる、ユーモラスな名言です。また「インスピレーションが湧かないときはこっちから迎えにいく」という言葉は、なるほどと思わされるおもしろさがあります。