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『ナスカの地上絵が上空からしか認識できないように、上に行かなければ見えない景色がある。そしてその逆も然りだ。』

意味

『ナスカの地上絵』は、上空からしかその実態を把握することはできない。これは完全に私の心の中から捻出した言葉だ。だが、それを、ソクラテスが同じような比喩で『運命の裁判』で発言していたというのだ。

 

これは本当の一致だ。私は今回だけではなく、8,000の言葉と向き合って内省をしているとき、実に多くの偉人たちとの見識の一致を知ることができ、それは私の自信となっている。これは私にしかわからない話だ。話などいくらでも私の都合のいいように捏造できる。だからこれ以上説明しても意味はないだろう。

 

ナスカの地上絵が上空からしか認識できないように、上に行かなければ見えない景色がある。そしてその逆も然りだ。その逆というのは、ミクロの世界だ。つまり、別にナスカだけではない。その程度の規模だけの話ではないのだ。下記の図を見てみよう。

 

ウロボロスの図(画像

 

『グレートウォール』というのは、宇宙の中でこれまでに知られている最も大きな 構造の一つだ。地球から約2億光年離れた位置にあり、5億光年以上の長さと約3億光年の幅を持つ、膨大な数の銀河からなる「壁」である。(Wikipedia

 

『プランク長さ(プランク長))』とは、簡単に言うと、一番小さいスケールだ。更なる明確な事実はおいておいて、この図のように、この世界には実に様々な規模(スケール)が存在していて、決して人間が目で見て頭で認識できる世界だけがこの世のすべてではない。

 

この事実を単純に考えたいのだ。淡々と、

そうか、目で見える景色だけに囚われては、決めつけてはいけないな。もっと思慮深くなろう。

 

と考えたいのである。

 

これを考えたら、同じ人間同士というレベルの規模で『相手の発想が理解できない』ということになるのなら、それはもしかしたら自分の『怠惰』が露呈した瞬間なのかもしれない。

 

 

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