Contents|目次

回避性パーソナリティ(人格)障害の診断基準からわかったこと

回避性パーソナリティ(人格)障害の診断基準って?

以下に7つのポイントを掲載します。

先生

今回は、回避性パーソナリティ(人格)障害の診断基準について見ていくよ!それから、それを通して著者がわかったことを書くね!
教えてほしいっす!

ハニワくん

先生

社会的制止、不安感、および否定的評価に対する過敏性の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。以下のうち4つ(またはそれ以上)によって示されるよ!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

回避性パーソナリティ(人格)障害の診断基準

1.職業的活動を避ける

批判、否認、または拒絶に対する恐怖のために、重要な対人接触のある職業的活動を避ける。

 

2.人と関係をもちたいと思わない

好かれていると確信できなければ、人と関係をもちたいと思わない。

 

3.親密な関係の中でも遠慮を示す

恥をかかされること、または馬鹿にされることを恐れるために、親密な関係の中でも遠慮を示す。

 

4.拒絶されることに心がとらわれている

社会的な状況では、批判されること、または拒絶されることに心がとらわれている。

 

5.対人関係状況で制止が起こる

不全感のために、新しい対人関係状況で制止が起こる。

 

6.社会的に不適切であると思っている

自分は社会的に不適切である。人間として長所がない、または他の人より劣っていると思っている。

 

7.引っ込み思案である

恥ずかしいことになるかもしれないという理由で、個人的な危険をおかすこと、または何か新しい活動にとりかかることに、異常なほど引っ込み思案である。

 

DSM-Ⅳ(精神疾患の分類と診断の手引き・第4版)より 米国精神医学会、ワシントンDC、1994年

 

『他人がこわい あがり症・内気・社会恐怖の心理学』(紀伊国屋書店)にはこうある。

強い不安を感じる状況を避けようとする回避行動は、普通の人にも見ることが出来る。『苦手な状況からできることなら逃れたい』という気持ちは、ごく当たり前の感情だからだ。

 

ところが、そういう行動が習慣化されてしまうと『回避性の性格』として固定化し、さらにその性格のせいで日常生活に大きな支障をきたすようになると『回避性人格障害』という精神疾患になってしまう。つまり、『回避性人格障害』は、ある日突然現れるものではなく、ふつうの人が行う回避行動と、言ってみれば地続きになっているのである…。

 

ちなみに、私の部下はこのうちほぼ全部に当てはまっていた。しかし、私の部下は健常者として認知されていた。そして、まずわかったのは『吃音症』だった。

 

それから、ADHD、ADD、LDにも似た症状がみられることがわかった。それだけではなく、『仕事の感想文が書けない』とか、『僕は一生現実逃避して生きていきます』といった発言からは、うつ病にも似た虚無感が見られた。

 

そして、あがり症について調べると、『対人恐怖症と思っていたが、あがり症の可能性が高い』ことがわかった。そして更に調べると、ここに書いた様に回避性人格障害である可能性も高まった。

 

一つ言えるのは、糖尿病や動脈硬化や高脂血症などが、血流不全を原因として合併症として現れるように、精神疾患も合併症的に発症する可能性が高いということだ。放っておいたら危ない。

 

私は全く知識がない時期に、彼の異常性を察知してきた。吃音症を見つけたのも私だ。そして、今回のこの回避性人格障害だが、これは私が彼に今まで再三再四、違和感として注意してきた助言の内容の、根幹にあるものと同じだった。

 

例えば、『圧倒的な主体性のなさ』だ。もう、異常に近いほど、何度も何度も、何百回も注意をしても、全く同じ場所を微動だにしないあたり、異常といって差し支えない行動を取ることが彼には日常茶飯事的にあったのだ。

 

そして今回、回避性人格障害の診断基準を見た。なるほど。なかなかどうして、彼との対人関係がハードである理由がわかった。もっとも、それに屈する私ではないが。

 

先生

回避性人格障害は、人間関係を回避しようとする障害っていうことだね!回避さえすれば自分の間違った部分が露呈しないで済むということで、『何かをひた隠しにしている』わけなんだ!それは、自分の異常性だね!
異常?

ハニワくん

先生

異常って言うのは『人と違う部分』っていうことだ!だから、偉人たちも異常なんだよ!それなのに、回避性人格障害の人は、その人と違う部分を『恥』だと思っている。それは認知の歪みだね!
恥じゃなくて、武器だと思うことが大事なんすね!

ハニワくん