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ニキビの原因の一つはホルモンバランスの乱れ!女性が気を付けることは?

ニキビの原因の一つはホルモンバランスが乱れっていうけど、女性が気を付けることは?

女性な何かとホルモンバランスが乱れてしまいがちです。暴飲暴食を控え、積極的にデトックスなどをして体調を整えましょう。

先生

ホルモンバランスが崩れると、体調が悪くなるからね!女性は男性よりもその波が大きいから、気分の変調がよく見られるんだね!じゃあ、ニキビができないようにするためにはどうしたらいいんだろう?
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

ホルモンバランスが崩れてニキビができる

ニキビの原因と皮脂の分泌量の関係性』にも書いた様に、ニキビの原因は『皮脂の過剰分泌』であり、その理由は様々だ。

 

皮脂の過剰分泌を促す様々な理由
  • ホルモンバランスの崩れ
  • 食生活の乱れ
  • ストレス
  • 便秘
  • 睡眠不足
  • 空気や肌の汚れ
  • 肌の合わない化粧品
  • 生理前

 

また、これらのいくつかの要因が重なり合ってニキビとなる場合が多く、原因が一つではないことが多い。

 

 

ちなみに、ニキビというのは皮脂腺が発達して皮脂の分泌量が増えるためにできてくるものだから、皮脂腺が発達していない子供にニキビは出来ない。従って、それだけ『ニキビと皮脂』というものは密接な関係性にあるということになるわけだ。

 

また、ここで取り上げるのは『ホルモンバランスの乱れ』だ。これも皮脂の分泌を過剰にさせる一つの要因である。思春期の人間はほとんどニキビに悩まされることになるが、これは『第二次性徴期』を迎えて性ホルモンのバランスが大きく乱れることが原因だ。

 

第二次性徴期というのは、第一次性徴期の幼少時代と比べると、性に興味が出始める時期というような、そういう感覚でイメージすればわかりやすい。思春期の時代がこの第二次性徴期であるということはこれでわかったはずだ。そしてその第二次性徴期にある少年少女が、性ホルモンのバランスが大きく乱れるというのも、想像にた易いはずである。

 

 

先生

皮脂腺が発達していない子供にニキビは出来ないんだね!また、いわゆる思春期にはホルモンバランスが急に変化してきたり、異性を気にしてきたりするわけだけど、それによってニキビができやすくなってしまうっていうことだね!
ニキビと性ホルモンっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 皮脂の過剰分泌を促す様々な理由を確認する。
  • 皮脂腺が発達していない子供にニキビは出来ない。
  • 第二次性徴期にある少年少女は、性ホルモンのバランスが大きく乱れる。

 

男性ホルモンの過剰分泌がニキビの原因

性ホルモンには下記の種類があるが、第二次性徴期を迎えると男性ホルモンの分泌が盛んになる。

 

性ホルモンの種類
  • 男性ホルモン、アンドロゲン(テストステロン)
  • 卵胞ホルモン(エストロゲン)
  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)

 

この男性ホルモンの働きによって、皮脂を分泌する皮脂腺が増大し、また皮脂の分泌量も多くなるため、皮膚が油っぽくなる。

 

これらの過剰分泌される皮脂が毛穴からちゃんと排出され、皮脂や汚れなどがきれいに取り除かれればいいが、それらが毛穴に詰ってしまうとコメド(面皰)が形成され、そうなると、『アクネ桿菌』などが増殖しやすい環境を作り、炎症や膿疱を招くことに繋がってしまうのだ。

 

 

その他にも、男性ホルモンの分泌が盛んになることによって、角化異常も引き起こされる可能性がある。角化異常とは、古い細胞が剥がれ落ちて新しい細胞と入れ替わるという『皮膚のターンオーバー』は約4週間を1サイクルとして行われるが、古い細胞がはがれにくくなり、厚くたまってしまうことをいう。

 

これによって毛穴がふさがれれば、コメド形成の原因となる。従って、男性ホルモンとニキビには密接な関係性があり、そうなるとやはり男性の方がニキビが悪化しやすい体質ということになる。

 

 

先生

男性ホルモンが活発化すると、皮脂が過剰分泌するからね!そうすると皮膚が脂っぽくなるから、ニキビができやすくなっちゃうね!皮膚の正常化に極めて重要な『ターンオーバー』がおろそかになってしまうことも、ニキビができやすくなる原因だね!
特に男性に多いんすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 男性ホルモンが活発化すると、皮脂が過剰分泌する。
  • 皮脂が過剰分泌すると皮膚が脂っぽくなるから、ニキビができやすくなる。
  • 『皮膚のターンオーバー』は約4週間を1サイクルとして行われる。

ニキビと薄毛の関係性

ニキビ発生にはこのようにして男性ホルモンの影響が大きいということがわかった。また、ニキビの原因となる皮脂の分泌が増大するのは、テストステロン(男性ホルモン)に5α-レダクターゼという還元酵素が作用して生じる、ジヒドロテストステロン(DHT)のいたずらによるものだ。女性の場合は、アンドロステンディオンという物質からこのDHTは生じる。

 

DHTがどれくらい活発に働くかは、5α-レダクターゼの働きによる。このDHTが脂腺を刺激し、皮脂の分泌を盛んにする。5α-リダクターゼは薄毛や多毛症にも関係しており、この酵素が多い人ほどハゲや多毛症になりやすい。つまりニキビのできやすい人は、ハゲや多毛の危険因子ももっているということになる。

 

先生

ジヒドロテストステロンって言ったら、薄毛のことをちょっとでも知っている人だったら、すぐに気づくよね!テストステロンがジヒドロテストステロンに変わると、AGA(男性型脱毛症)になるんだ!
そ、そうそう、テストステロンがジヒドロテストステロンっすよね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • ニキビのできやすい人は、ハゲや多毛の危険因子ももっている。

女性と男性はどちらがニキビができやすい?

では、ここからは更に具体的な流れを記載する。※『ニキビ・トラブル肌は諦めないで私にまかせなさい』(リヨン社)参照

 

テストステロンが皮脂腺の細胞膜に近づくと、細胞膜のミクロゾーム(細胞原形質中にある微小粒子)に結合している酵素、5α-リダクターゼとコファクター(助酵素)であるNADPH(ニコチン酸アミド・アデニンヂニクレオチド燐酸)の下でDHTに還元される。

 

ここで生じたDHTは、細胞質内の特異なレセプターたんぱくと結合して、核膜を通過していく。これがさらに核の内にあるレセプターと結びつき、活性の高いたんぱくとホルモン複合物を形成するものと考えられている。

 

このDHTの発生が皮脂腺で活発に起きると、細胞分裂が促される一方で、脂質も多くつくられることになる。事実、ニキビ患者には20倍ものDHTがみられ、ニキビが発生する個所では更に高い値を示すこともわかっている。

 

 

DHTの分解物であるアンドロスタンディオールという物質にも、皮脂腺を刺激する作用があり、ニキビの患者の尿からはこれが高い濃度で検出されている。また、脳下垂体の影響によってDHTが形成されるのではないか、という動物実験もあるが、まだはっきりとしたことはわかっていない。

 

ニキビは女性よりも男性の方ができやすく、成長ホルモンを活発に分泌する成長期に増加するのが普通。ただし、女性の場合も副腎皮質や卵巣などから、少量ながら男性ホルモン、テストステロン、アンドロステンディオンを分泌しているので、ニキビを全く避けることはできない。

 

参考『ニキビ・トラブル肌は諦めないで私にまかせなさい』(リヨン社)

 

したがって、女性よりも男性の方がニキビができやすいということだ。しかし、女性の場合も注意が必要で、たとえば月経前後のホルモンバランスの乱れだ。排卵日のあとから生理までのおよそ二週間、女性の体では黄体ホルモンの分泌がどんどん高まっていく。この黄体ホルモンは男性ホルモンと同じような働きをする為、排卵後に黄体ホルモンが多く分泌されると体温が上昇される。

 

 

そうすると『ニキビ対策『水を飲んで皮脂の分泌量を減らし予防する』。』にも書いたように、皮脂の分泌が増えるおそれがある。体内温度が1度上昇するごとに皮脂の分泌量は10%増加するからだ。従って、排卵が起こって基礎体温が上昇する時期は、女性もニキビができやすくなるということになる。

 

先生

結局、女性よりも男性の方がニキビができやすいということだね!男性の方が体温が高くて、皮脂も分泌しやすい。男性ホルモンが活発なのも男性だ!女性の場合も、体温が上がり、皮脂の分泌が過多になれば、ニキビになりなすいってことだね!
でも、女性でニキビに悩まされている人もいるのが現実っす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 女性よりも男性の方がニキビができやすい。
  • しかし、女性の場合も月経前後のホルモンバランスの乱れによりニキビができやすくなる。

女性とホルモンの関係性

また、生理前になると人によっては食欲がわき、甘い物を無性に食べたくなる場合があるが、『ニキビの原因の一つは食生活。高脂肪、高糖質、高毒素』。』にも書いた様に、それらの行為で皮脂の分泌が高まり、それもニキビの原因の一つとなるわけである。

 

また、毎月の生理前に訪れる『黄体期』には、紫外線感受性が高まる。つまり、普段よりも紫外線に敏感になり日焼けしやすくなるので注意が必要だ。更に、そうした乱れでストレスがたまると、自律神経の働きによって副腎皮質ホルモンが分泌される。このホルモンが、シミの原因となるメラニンの生成に関係があり、増えるとシミができやすくなるのだ。

 

 

更に、『便秘』の問題が起きる。生理で体が休眠モードに入っているのに、ストレスによって暴飲暴食したり、普段食べないものを食べたりすることで、消化器系のトラブルを起こしやすく、便秘や下痢となる。

 

 

これらの記事で、紫外線、ストレス、便秘についての理解を深めたい。

 

 

逆に、性周期のうちエストロゲンが優勢になる時期、排卵期や妊娠後期、授乳期には、女性ホルモンの分泌が多くなる為ニキビの発生や脂分が過剰分泌される状態が抑えられる。エストロゲンは生理後に分泌が高まるが、コラーゲンを増やす作用などもあり、体内で最強の抗酸化物質ともいわれる、『若返り』のホルモンだ。

 

生理後はエストロゲンの分泌が高まり肌は安定するので、積極的なケアに適している。エストロゲンは美肌のために重要なホルモンだから、エストロゲンの分泌量の増減を意識してスキンケアをすることが大きなポイントとなる。

 

先生

女性は何かとホルモンが崩れやすいからね!だから暴飲暴食をしたり、便秘がちになったりするんだけど、どれも美肌にとっては良くないんだ!積極的にデトックスなどの美容を心掛けたいところだね!
女性は何かと大変っす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 生理前の甘いもの、ストレス、便秘、ホルモンバランスの乱れはニキビができやすい条件のオンパレード。
  • 排卵期や妊娠後期、授乳期には、女性ホルモンの分泌が多くなる為ニキビの発生や脂分が過剰分泌される状態が抑えられる。
  • エストロゲンの分泌量の増減を意識してスキンケアをすることが大きなポイント。