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ワキガのレーザー治療は傷痕が残らない?反転法(直視下手術法)との比較

ワキガのレーザー治療は傷痕が残らない?

レーザー治療や超音波ワキガ手術は、反転法と比べて効果は劣りますが、傷痕が残りにくい治療法と言えます。

先生

手術によっては全く傷痕が残らない治療法もあるけど、そうなると再発のリスクがあるっていうこともあるんだよね!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

『ワキガ』のレーザー治療

『わき毛』のレーザー治療については下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。今回は『ワキガ』のレーザー治療ですね。

 

 

 

ワキガを治したいというのなら、わき毛を剃るだけでなく、アポクリン汗腺ごと切除する必要があります。この手術の方法は、

 

非直視下手術法

  1. 皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう)
  2. 皮下組織削除法
  3. 皮下組織吸引法(超音波ワキガ手術)

 

直視下手術法

  1. 切除法
  2. 剪除法(せんじょほう)
  3. 直視下剥離法

 

と様々な方法があります。それぞれに特徴とメリットデメリットがあって、

 

  • 時間がかかる
  • 傷痕が残る
  • 相当腕の立つ医師にしか扱いきれない
  • アポクリン汗腺を残しがちである

 

等の様々な問題があります。その記事に載せた本の著者は『超音波ワキガ手術』が一番有効であると豪語しています。

第3章の最後で予告した6つの条件を満たした手術、つまり、手術の効果が極めて高く、手術痕が目立たず、痛みが少なくて、日帰りができ、後遺症の心配がなく、わき毛も残せる手術とは、超音波ワキガ手術のことです。

 

しかし、この治療法には以下のような報告が出てきています。

 

  • 汗腺以外の周辺の組織も焼いてしまい、水腫などの症状が出ることがある
  • 吸引が不十分で、アポクリン腺が残って増殖する可能性がある

 

現在では、この吸引法が適用された当初に期待されたほどの効果はないと言われてしまっています。まあ、彼の本はワキガだけでも3冊持っていますが、

 

 

最新の本でも2009年ですからね。もしかしたら今はまた違う見解を持っているかもしれません。彼は2000年に出した最初の本から一貫して、超音波ワキガ手術を推奨していますが、少なくとも一番最初に出した2000年のときには、この技術が最新のもので、他と比べて優れていると確信していたのでしょう。

 

先生

レーザー治療を推奨する医師は良いことしか言わないんだけどね!ほかの医師は結構批判的な意見を言っているんだ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『ワキガ』のレーザー治療、超音波ワキガ手術の効果は意見が分かれる。

超音波法は推奨される?されない?

しかし、恐らく彼よりもワキガ対策の権威である五味先生の書いた本、『気になる口臭・体臭・加齢臭』にはこうあります。

皮下組織吸引法(超音波法)

 

(省略)この方法はアポクリン腺が完全に除去されたかどうかの判定ができません。アポクリン腺は皮膚の真皮層に貝柱のようにしっかりと密着しているため、腺根が残って再発する可能性が非常に高いのです。また、真皮層にあるエクリン腺を摘出できないので、発汗量を減らすことはできず、多汗の解決にもなりません。

 

五味先生は超音波法をこう批評していますね。ただ、先ほどの本の著者は超音波ワキガ手術によって、

 

  • アポクリン汗腺
  • エクリン汗腺
  • 皮脂腺

 

のすべてを破砕して吸引できると言っていますので、意見が食い違っています。実際のところは彼らと直接話し合わないとわからないでしょう。まあ、医師に健康の相談をしても全員が同じ回答をすることはありませんからね。

 

ただ、二人の名前で検索をしても、何かクレームのような書き込みがあったりするわけではないので、二人とも自分なりの信念に従って仕事をしていることはわかります。

 

 

ただ、確かに超音波ワキガ手術を推奨する彼の本は、『メリットしか挙げない』ような、『手術に誘導する』ような、そういう流れで構成されています。往々にしてそういうケースは信憑性があまりないですね。実際には、デメリットも存在するわけですから、それをしっかりと公表しなければ、詐欺の類だと疑われてもおかしくありません。

 

先生

やっぱりデメリットや短所を言ってくれないとね!それを理解した上で受け止めて、選択したいんだからさ!
たしかに!

ハニワくん

この章のまとめ
  • メリットばかり挙げる人の意見は疑わしい。

レーザー治療も超音波ワキガ手術もほぼ同じ

実は、ワキガのレーザー治療というものも、この超音波ワキガ手術と同じくらいの完成度だと言われています。下記にレーザー治療について説明したクリニックの動画を載せます。

 

オザキクリニック/ワキガ治療 | アキシラレーザー


 

それ以外の手術と違って傷跡が残らないのが一番のメリットだと言いますね。動画では、『反転法』とレーザー治療の違いについてまとめています。反転法とは、ワキの中央部分を、シワに沿って4~5cm切開し、直視下にアポクリン汗腺を切除する方法です。つまり、上に書いた『直視下手術法』のことですね。

 

直視下手術法
医師が自分の目で、手術対象となる部位を見ながら、自らの手で行う手術法
非直視下手術法
医師が直接、手術の対象となる部位を見ることなく、機械に頼って行う手術法。別名『機械的方法』

 

レーザー治療と反転法の比較

アキシラレーザー 反転法
固定の期間 当日に軽い固定、翌日よりシャワーOK 1週間固定、わきを閉じた大勢
傷の大きさ 1mmだが、後にほぼ消失 約5㎝(一生残る)
痛み 術直後よりほとんど無し 術後1週間以上は疼痛が残る
麻酔 局所麻酔 局所麻酔
効果 反転法には劣るが、ほぼ近い効果 臭い7割減、汗5割減

 

この説明に嘘はないでしょう。

 

  • 反転法は傷痕が残るが、効果が高い
  • レーザー治療の効果は反転法には劣るが、傷痕が残らない

 

というところが双方の特徴だと言えます。下記がそのクリニックでのレーザー照射動画ですね。

 

オザキクリニック/ワキガ治療 | アキシラレーザー 照射シーン


 

まあ確かに下記の記事にも書いたように、

 

 

レーザー脱毛の時点で、毛を作る組織だけじゃなく、アポクリン汗腺等の汗腺にもダメージを与えることができ、20年以上前からワキガ治療にも効果的だったと言われています。

 

そのレーザーを、わき毛の脱毛という目的ではなく、主目的として『アポクリン汗腺の切除』とするのですから、効果は見込めると言っていいかもしれません。ただし、2011年に出ている先ほどの五味先生の本『気になる口臭・体臭・加齢臭』には、ワキガのレーザー治療ということについては一切触れていません。

 

また、下記の動画は先ほどの五味先生の公式動画で、『電気凝固法』という、手術ではありませんが、ある程度効果を望める施術法についても紹介していますので、併せてご確認ください。

 

切開手術以外にワキガの治療法はありませんか?(体臭多汗Q&A 4)


 

『ミラドライ』っていう選択肢もありますね。

 

 

先生

ミラドライを行う医師は、『再発のリスクを下げるために超音波治療を同時に行う』って言っているよ!つまり再発のリスクがあるってことだね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

この章のまとめ
  • レーザー治療も超音波ワキガ手術も効果はほぼ同じ。
  • 『電気凝固法』や『ミラドライ』という施術を確認する。