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松下幸之助『機会というものは真に熱意をもってことに当たれば、随所にあるものである。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

この世の滑稽さがわかるワンシーンがある。本屋やコンビニの本棚、あるいは今ならAmazonに置いてある倉庫の中に、『宝の地図』が置いてある。別に、隠されていない。しかし、それを手に取る人が少ない。これが滑稽だと言った理由だ。私は以前、『80対20の法則』を知った時、すぐに思った感想がある。それは、

『世の中の人は、20%に憧れてはいるが、80%側の人生に居心地の良さを感じている。』

 

という現実についてである。

 

『多くの80%側にいる人は、20%側に憧れを抱いているくせに、居心地の良さは80%側の人生に置いてしまっている。』

 

これは正直、すごいものを発見してしまったと思った。私の周りにいた悪友はこれを話しても理解できずに流したが、およそサラッと流してしまう様な話ではないことを、私は確信していた。あれからもうすぐ10年が経つが、全く持って同じ見解であり、そして未来永劫としてそうだろう。

 

ピンチはチャンス。だから今、ピンチなので待っていればチャスが来ると信じています。

 

…とんでもない。それはこの言葉の意味の『援用』だ。『ピンチはチャンス』という言葉の意味とは、

 

『ピンチになったら、見落としていた随所にある幾多ものチャンスを、チャンスだったのか、と気づく視点が、身につく』

 

という意味なのである。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

『ピンチ?逆境?絶体絶命?いや違う。『チャンス』だ。』

 

松下幸之助の言葉をもう一度見てみよう。

 

『機会というものは真に熱意をもってことに当たれば、随所にあるものである。』

 

例えば、砂漠で遭難した男が自分の尿をとっくに飲み干して必死の思いで足を前に進める中、オアシスの泉を見つけたとしよう。彼は、その水を涙を流して飲むだろう。

 

アダム・スミスは、

 

と言ったが、実際にこういう場面では『水ほど役に立つもの』はない。ダイヤモンドがいくらあってもこの危機を乗り越えることができないからだ。

 

砂漠

 

しかし、この男が常日頃から好きなのはダイヤモンドの方だった。それが、砂漠で遭難したこの一件によって、違う考え方を持つようになったのだ。

 

砂漠で遭難したとき、水ほど大事なものはないと悟った。ただの池の水なのに、私はあの水を見つけたとき、涙が止まらなかったんだ。お金を何よりも重視するべきだという考えは、拝金的である。生きてるだけで、丸儲けなんだ。

 

そして彼は、以下の黄金律を見つけたのだ。

 

『足るを知る者は富む。足るを知らぬ者は貧しい。』

 

ページ下部に記載した黄金律を含め、このページには全部で3つの黄金律が張り付けてある。彼は絶対絶命のその窮地において、これだけの黄金律を見極めることができたのだ。黄金律。その価値の重さがわからないのであれば、それはただ『熱意をもって人生を生きていない』だけである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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