名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。それには心身ともに無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋に膨らんでくる。いままでの自分なんか蹴トバシてやる。そのつもりで、ちょうどいい。』
捨てると膨らむ。そんな原理はどんな原理だろうか。普通、『捨てる』と、『減る』はずだ。逆のはずなのである。だが、『いや、膨らむ』と言う。『今までの自分なんか、捨ててやれ』と言うのだ。
作家、島崎藤村は言った。
ここで『今までの自分を捨てるのは無駄な骨折り』という見解が出てきたが、実は言っていることは同じだ。別に岡本太郎も、『今までの自分をまず捨てろ』とは言ってない。言っているのは、『人生に挑んで、新しく生まれ変われ』である。だから二人の言葉は共通している。
新しい自分に挑む⇒古い自分が壊れる
という図式なのである。『ゲシュタルトの破壊と創造』とは、難しい話でも何でもない。10年後の自分のゲシュタルト(人格)を設定する。それは当然、今のゲシュタルト(人格)ではない、成長したゲシュタルトである。そこに到達する為には、今までの自分ではダメだ。今までの自分が取っていた行動とは、違う行動を取らなければならない。そうでなければ、10年後も、今の自分とほぼ変わらないゲシュタルトになるからである。
フランスの小説家、バルザックの言葉で、
とあるが、そこにも書いた、バーナード・ショーの、
に私は、どうしても甘えが抜けきれないような、何度注意しても同じミスをしてしまう様な人間には、
と言うと書いたが、その通りだ。良いんだ。死んで。その代り死ぬのは、今までの自分である。脱皮だ。孵化だ。『執着』するほど大した人間ではないだろう。
孔子、
ブッダ、
キリストなわけでもあるまいし。
エラスムスは言った。
まだまだ上の境地があるのだ。たった一度のこの人生で、未踏未達の新たな自分を、見てみたいとは思わないだろうか。
岡本太郎の父、岡本一平は言った。
彼らを超える存在になるまで、挑戦し続けよ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
シラー『太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く。』 トーマス・フラー『行動は知識の適切なる果実である。』 御木本幸吉『しかし、その中で役に立ったアイデアは十数件、最後にまとまったのはただの一件です。』
関連する『黄金律』
『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』
『失敗したと思っても絶対に諦めるな。そもそもそれは、「失敗」ではない。』
『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』