道元『学道に勤労して他事を忘るれば、病も起こるまじきかと覚ゆるなり。』
日本の禅僧 道元(画像)
名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!
考察
自分の身が忙しければ、病気を患う暇もない。『病は気から』と言うが、まるで『隙間に入り込む』のが病原菌だ。ちょっとした油断や、暇、喪失、挫折、人生を生きていると様々な壁にぶつかったりして、隙が出来る。その『隙間に入り込む』のが悪いウイルスなのである。
-------------▼
忙しい状態に身を置くという単純なことで、なぜ不安を拭い去ることが出来るのだろうか?そのわけは、ある法則─心理学が明らかにしたもっとも基本的な法則のためである。
(中略)
将兵たちが戦場で衝撃的な体験を重ね、『神経症』と呼ばれる状態で戻ってくると、軍医たちは処方箋に
『多忙にしておくこと』
と書き込むのだった。
-------------▲
詳細は、古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスの、
『悩みの最上の薬は運動である。悩みの解決には、脳の代わりに筋肉を多く使うことに限る。効果はたちどころ表れる。』
に記載した。
処方箋が『多忙にしておくこと』というのは、どういうことか。その意味は、記事を見れば全てがわかるだろう。道元は、これと全く同じことをその数百年前に説いていたのだ。
シェア
スポンサーリンク
著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
関連する黄金律
この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。
31.『いつも心が愉快であることの、甚大な恩恵を知れ。』
心が常に愉快であることは、至極の宝である。
関連する記事
『多くの80%側にいる人は、20%側に憧れを抱いているくせに、居心地の良さは80%側の人生に置いてしまっている。』
『二流以下の人間は、自分の知識を自分を守る盾に使おうとするが、一流の人間はその盾で自分よりも真実を守る。』
『人間の知性の高さと器の大きさは、受け入れなければならない事実に直面した時の、受け入れる時間の長さに反比例する。』
『ナスカの地上絵が上空からしか認識できないように、上に行かなければ見えない景色がある。そしてその逆も然りだ。』
道元『学道に勤労して他事を忘るれば、病も起こるまじきかと覚ゆるなり。』
スポンサーリンク
当サイト最重要記事
偉人の名前や名言を検索
おすすめ関連記事
同じ人物の名言