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マキャベリ『衆に優れた人物は、運に恵まれようと見放されようと、常に態度を変えないものである。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『衆に優れた』というのは抜群の、というような意味だが、文字通り、群を抜いたそういう人間の心構えは普通の人のそれとはちょっと違う。

 

アメリカの詩人、ウィルコックスは、

 

と言ったが、そもそも『運』とか『運気』とか、衆に優れた人間にはそういうことは一切関係ないのである。そう言う人は『運気に期待する』のではない。『気運を呼び込む』のだ。ある日のPRESIDENTにはこうあった。

失うことに抵抗が無い

稼ぐ人は、お金やものに執着しない。それどころかいまの仕事や地位にも固執しない。安定して収入を得られるポジションにいても、あっさり捨てて転職や独立をしたり、まったく違う分野に挑戦する。現状が頭打ちだから新天地を求めるというわけでもない。たとえ将来が約束されても、そんなことに関心がないかのように環境を変えていく。

 

いま持っているものを失うことに、なぜ抵抗が無いのか。それは根底のところで自分というものを信じているからだ。成功する人は、どのような環境になってもまわりの人とうまくやれるし、食べていけるという自信を持っている。稼ぐ人は、成功するための原理原則を知っているといってもいい。成功するためには土台になる考え方、つまり原理原則とそれを具体化する技術の両方が必要だが、原理原則さえ本物であれば、じつは何をやっても成功する。

 

 

企業も同じ。成長し続ける企業は、市場の変化に応じて新しい商品やサービスを出していく。そうした企業は、高い開発力に成長の秘密があると考えられがちだ。

 

しかし、ほんとうに大事なのは理念やミッションだ。企業活動のベースとなる考え方がしっかりしているからこそ現象に合わせて対応を柔軟に変えていけるのだ。松下幸之助や稲盛和夫の本を読むと、描かれているのは人間観や哲学の話であり、商売の話はほとんど触れられていない。それでも多くの人が手に取るのは、そこに原理原則があるからだ。

 

つまり、むしろ自分から整った環境から離れるのである。こういう人間だけが真に主体性のある人間である。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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