名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『ピエロのパラドクス』。つまり、ピエロの様におどけて人を集め、楽しませ、大いに盛り上がるが、事実、彼らの人間関係は、『ピエロと客』以外のなにものでもない。
彼らはピエロが、芸をするから近寄ってきただけだ。ピエロが白塗りの化粧を落とした素顔や、彼の本名には興味はないのである。しかしピエロは、人と仲良くなりたいからピエロになったのだ。そこにあるのはパラドクス(逆説)である。仲良くなりたいからピエロになったのに、真の人間関係は遠のいてしまったのである。
かつて私は、家庭内で宗教が絡んだ不和があったことが原因で、悪友たちとの人間関係に、家族や、それ以上の絆を求めていた時期があった。しかし、そこにあったのはピエロのパラドクスだ。
表層的にはよかった。しかし、彼らは私の本性には興味を見出すことは無かった。私はボナールの言うとおりの人生を送ってしまっていたのかもしれない。しかし、彼らと別れてからもう5年以上が経った。私は残りの人生で、友人を『慰めの道具』として扱うことをやめ、心底から共鳴する真の友と出会うことはできるだろうか。そんな日が来ることを楽しみにしている。一つだけ言えることは、ピエロを演じる以上は、真の友には会うことは出来ないということだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
有田一寿『苦しみに真正面からぶち当たること以外に、苦しみから逃れる道はない。』 アンドリュー・カーネギー『私たちは誰でも習慣に支配されている。習慣は思考や経験の繰り返しによって私たちの中に定着する。』 マイケル・サンデル『「申し訳ありません」と言うのが簡単なためしはない。とりわけ、公の場で国の代表として言うのは、至難の業ともなる。』