名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『自分が本当に好きなものを見つけて下さい。見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい。君たちは、努力したい何かを持っているはずだ。きっとそれは、君たちの心のこもった、立派な仕事になるでしょう。』
エマーソンは言った。
自分が夢中になれること、没頭できることは、自分が真に求めていることだ。色々やってみて、その中で共通点を見つけ、何をしていると時間があっという間に過ぎ、何をしている時間を退屈に感じるかを見極めるべきである。例えば私は、ゲームをやっているのが好きだった。しかし、バスケをしている時間も好きだった。でも、対戦ゲームで負けてしまうと腹が立つし、クリアできない難解なゲームや、負に侵されそうになる底の浅いゲームをやると鬱勃としてきて、退屈になる。
バスケも同じだ。ということは、私は『自分の思い通りにしたい』という気持ちが人一倍強い、エゴイストの様な人間だということになる。バスケでもゲームでもサッカーでも何でも、自分の思い通りに行かないと、腹が立ってやる気が失せる。そして、自分の思い通りに行っているときは、とても清々しい気分になるのだ。こんな人間に向いている職業などあるのだろうか。
答えは、『Yes』だ。どんな人間にも一長一短がある。短所を無くすことに時間を費やすよりも、長所たる武器を磨くことに時間を費やしたほうがいい。例えば、とあるナルシストがいる。しかし、彼、彼女は、その性格を長所に変えるために、アイドルや歌手になって、人々を魅了した。その『人々』も、『魅了してほしい』という様なニーズを持っていて、そこで需要と供給が合致したのだ。
彼、彼女はとても『痛い』性格だと思われていた。短所だと思われていたのだ。しかし、それを長所に変えた。だとすると、自分が本当に夢中になれることをまず探し出すことは、『磨く武器を見つける』ということに等しい。その武器が剣なら、『接近戦』に長けていても、『遠距離戦』には向いていない。向いているのは弓矢だ。しかし弓矢は、逆に接近戦に向いていない。いいんだ。一長一短があるのだ。
私は、自分の思い通りに行かないと気が済まない性格である。それが短所である。しかし、それを長所に変える為には、その武器を徹底的に磨き上げ、その分野で群を抜けばいいのだ。
ロシアの作家、ゴーリキーはこう言い、
中国の文学者、林語堂もこう言ったが、
私は今、かつて大嫌いだった『満員電車での通勤』をとっくに卒業し、自分の会社を作って、人生の舵を握っている。まだ、その船はイカダ船も同様だが、『大嫌い』とハッキリ認識していたあの頃に比べて、今の生活はとても充実していることを確かに実感している。ある人から見ると、そこに欠点を見出すこともあるだろう。分析心理学の創始者、ユングが言うように、
ということだからだ。しかし、その逆もまた然りである。私から見れば、私のこの人生は、唯一無二であり、完成形。自分の気持ちに嘘をついて生きていく人生は、不完全な人生なのである。
私は実に様々な経験を通して、どんな時に退屈さを覚え、どんなことをしているとあっという間に時間が過ぎるかを知った。私はどうも、クリエイティブなことをしていることが性に合っているらしい。例えばこのサイトで、『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
そして世の偉人たちと向き合って、内省している。
その数は既に5000の記事を超えているが、これから先、時間と、お金と、身体的な限界が許すのであれば、私はこれを、あと50年やり続けても全く苦にならないことを実感している。
クリエイティブは、ある種のエゴでもある。自分の目の前にある白いキャンパスに、自分が好きな絵を好きなだけ描くことが出来るのだ。それが、多くの人に受け入れられるかどうかはさておき、私は、自分のこうした天性のポテンシャル(エゴイストだという性質)で、今後、どうこの蔓延している社会的因習と共生するかを模索しながら、人生を生き貫くことだろう。わかっていることは、ここに確固としたエゴ(自我)があり、それに嘘をついて生きていくことは、人性に悔いを残すということだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』