名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
かつて、マンモスと闘っていた時代があったのだろうか。あったとするなら、人々はどうやってその生活から、今の生活を築き上げてきたのだろうか。答えはもちろん、『考えること』をしたからだ。他の動物はどうだ。中には、何億年という単位の時間の中で、未だにその原形をとどめている生物がいるのだ。彼らも同じように『考えること』をしたのであれば、進化を遂げていただろう。
寒くて凍えるから、『逃げる』、『隠れる』。倒せそうもない天敵と出会って、『殺されるだけ』、『食べられるだけ』、『逃げるだけ』。その宿命とも言えそうな図式に『逆らった』のが、我々、人間である。その行為に至らせたのは、『思慮』だ。『思索』だ。
脳が叫ぶのだ。
おい、反撃しろ。道具を使え。天の利、地の利を活かせ。隠れるな。逃げるな。立ち向かえ。創造しろ。
寒い?だとしたら『火』を起こせ。
暑い?だとしたら『風』を起こせ。
暗い?だったら『灯』を灯せ。
恐い?それはたんなる『勘違い』だ。
『リカージョン』とは、『無限』という概念を想像する能力であるこのリカージョンが使えるのは、地球上では人間だけだと言われているのだ。『無限』が理解できるということはつまり、『有限』が理解できるということ。我々は地球で唯一、『有限』を理解する生命体。物も、この命も、全て有限だと知った者が取る行動は、憂い、嘆き、悲しむことだ。だが、だからこそ見えて来るものがある。
ドイツの小説家、トーマス・マンは言った。
この、たった一度の限り有る人生を、より有意義なものにしたい。そういう人の思いが、今の人間を創り上げたのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
考えなければ行き当たりばったり、失敗するも成功するもその時の運のような考え方になってしまう。ただ、考えに考え抜いて出した答えに従って行動すれば、行き当たりばったりの時よりもはるかに成功確率が上がっていく。失敗する可能性があることを考えなければ、それは自惚れになってしまうから、その部分も必ず考えて、その時の対処法を考えなければならない。そういった繰り返し考えていくことが前に進んでいくということになっていくので、まず、前に進んでいくために考えることを続けていかなければならない。