名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『異性に心を奪われることは、大きな喜びであり、必要不可欠なことです。しかし、それが人生の中心事になってはいけません。もしそうなったら、人は、道を見失ってしまう事でしょう。』
このことを理解できる人間は少ないだろう。多くの人が、実に8割の人がそれとは逆の考え方をする。『パレートの法則』で考えても、8割がそっちだ。
だが、ソクラテスが言うように、
数が多いからと言って、そちらが正しいということにはならない。まずは、『その視野』を手にしてからでなくては、『RAS』が邪魔してこの問題を正確に理解することはできないだろう。重要なポイントは、『そうなったら人は、道を見失う』ということである。
権威ある脳科学者が非常に興味深いことを言うのだ。
『ヘロインをやっているときと、恋をしているときの脳の状態が、瓜二つなんです。』
実は、『恋は盲目』という言葉は、本当なのである。恋をするとき、脳内の『テグメンタ』という部分が活性化していて、実は、これがヘロインを使用しているときの脳の状態と酷似しているというのだ。
西洋史上最も有名な格言家、リヒテンブルグは言った。
リヒテンブルクの言葉は、正しかったのだ。つまり、『ヘロイン(麻薬)をやっている人は、人生の道を見失う』わけで、だとしたら同じ部位が活性化している『恋愛』も、『恋愛をやっている人は、人生の道を見失う』ことになるはずだ。なぜ、同じ部位が活性化しているのに、麻薬と恋愛は違うのか。
浅薄な人はまずこう言うだろう。
そしてそういう人は続けてこう言うだろう。
それで出てきたのがこういう人間だ。
では次に、『ストーカー殺人』について考えてみよう。上の考え方で言うと、『恋は合法じゃん』ということになるが、彼ら、彼女らは加害者は、『その発想の延長線上』で、被害者を殺害したのである。
だんだん実態が見えて来た。そして、アインシュタインの言葉をもう一度よく見て見ると、『異性に心を奪われることは、大きな喜びであり、必要不可欠』ときちんと言っている。そして続けてそれとは一線を画して、『しかし、それが人生の中心事になってはいけません。』と言っているのだ。
ここまで考えると、ようやく意味が分かってくるだろう。私の周りにも、好意のある異性に気にいられようとして、自分の人格をそっち寄りにしようとしたり、エゴを押し付ける人が多々見られる。
(そんなことをしても意味ないのに)
と思いながら、私は見ているが、止めることは出来ない。それが女性なら、女性は、恋して綺麗になるからだ。その気持ちを止めることはできないだろう。だが、覚えておかなければならない。アインシュタインの言葉の意味を。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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