名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
古代ローマの詩人ホラティウスは言う。
イギリスの博愛主義者チャールズ・バクストンは言う。
賢い者は時間を作り、愚かな者は言い訳を作るのだ。それ以上でもそれ以下でもない。明日が来る保証などない。今日一日の価値を理解することができないのは、『今日に、別に特別大きなイベントがない』という事実を短絡的に解釈するからである。そういう人も『今日』に大きなイベントがあれば、一日を大切にすることになるだろう。つまりそういう人は、『訪れた今日という日』ではなく、『イベント』に価値を見出だしているわけで、例えば『五体満足である自分』、『健康体である自分』、『周りに当たり前のようにいる家族や友人』のことは、正当に評価できていない。
時間の価値を理解するための、こういう面白い言葉がある。
『一年の価値を知りたければ、大学受験に失敗した学生に聞くといい。一ヶ月の価値を知りたければ、未熟児を産んだ母親に聞くといい。一週間の価値を知りたければ、週刊誌の編集者に聞くといい。一日の価値を知りたければ、六人の子を抱えた日雇い労働者に聞くといい。一時間の価値を知りたければ、逢瀬を待つ恋人たちに聞くといい。一分の価値を知りたければ、最終電車に乗り遅れた者に聞くといい。一秒の価値を知りたければ、事故から生還した者に聞くといい。1,000分の1秒の価値を知りたければ、オリンピックで銀メダルに終わった者に聞くといい。』
しかしここで出て来る登場人物もまた、『イベントありき』である。イベントがまず最初にあって、それを軸にしながら考えているから、時間が貴重であるという概念が生まれているわけだ。だが、本来このイベントありきの考え方は、未熟と言えることがわかるだろう。イベントがあってもなくても、最初からこの今という瞬間は、これから先、二度と、訪れることはないのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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