名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
これは単純に、『伝達ミス』である。それ以外の理由はない。政府に対して一片の不信が無ければ、世の人は喜んで税金を払うに決まっている。政府の人間は国民に対し、『政府の人間が理解していることを全て理解している』 などと絶対に思い上がってはならない。
例えば税金を上げることで、どんな問題が防げるのか。どんな事態に発展しないで済むのか。あるいは、どこに使われていて、本当に無駄なことに使われないかなどが、一目瞭然になるように、公開しなければならない。それがウェブ上でもどこでもいいから張り出されていて、いつでも閲覧が可能であり、自分が払った税金がどこに使用されているかがわかれば、人は喜んで支払うに決まっている。
天災が起きた時には、人は喜んで寄付をした。あれは明確だからだ。そのお金が被災者の為に使われるお金だと、明確にわかっていたからだ。もちろんそれを悪用した愚か者はいるが、原則として単純に、明確であるかないか、それだけである。集まらないなら、不明確なだけだ。それを伝達するのが、政府の人間の仕事である。『それは政治家の仕事をわかってないだけだよ』と言うのであれば、もう『政治家』と名乗るのをやめて、違う名前を語った方が良い。
孔子は、『国を安定させる3つの条件』に、
を挙げていて、この中で犠牲にしなければならないものがあるとしたらと聞かれると、真っ先に『軍備』を挙げている。『食べる』のに必死な人間が、『信頼』のないものに金を渡すわけがないだろう。そこにあるのは単なる想像力の欠如であり、コックピットに座っている人間が、『足よ動け!』と指示してばかりで、肝心の足に今何が起こっているかを理解していないのは、本末転倒である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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