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O・ヘンリー『一人でいるとき、女たちがどんなふうに時間を潰すものか。もしそれを男たちが知ったら、男たちは決して結婚なんてしないだろう。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

私はこの問題に長いこと触れてきてある考えに至ったのだが、この根底にあるのは、『主体性』ではないかと考えている。男と女、その決定的な違いは、子供を産むとか、産まないとか、話が聞けない男、地図が読めない女とか、原始時代から続く狩りと家事の役割とか、そういうことを全て踏まえたうえで言うが、『人生を自分の手で創り上げていき、生活を確保するためにエリアを拡大させる』気概か、『追従し、同調し、そして調和し、そこに温かい空間を広げる』気持ちか、の違いだと思うのだ。

 

つまり、『階段を登ることに使命を覚えるのが男』で、『”踊り場”の休息に生きがいを感じるのが女』、だという風に見受けられるのである。

 

女

 

男であればあるほど、女の、例えば『ガールズトーク』に無意味さを覚えるものだ。ある心理学者に言わせると、女は別にガールズトークで結論など求めていないという。しかし、男であればあるほど、白か黒かをハッキリさせるもの。結論の出ない話をしている時間はない。ときとしてそういう気概ある主体性が、男としての価値に繋がってきたりする。だが、女は女で言い分がある。

 

女性

あなたはいつも階段を登ってばかり。たまには踊り場でシートを広げて、子供と一緒に食事をしてよ。

 

だが男は男で、階段を登ることに使命を覚えているのだ。オー・ヘンリーはこう言うが、だったらお互いが、もともと男と女では、生物学上の種類は同じでも、違う思想を持った生き物だということを知ればスムーズに行く。お互いが自分と同じ思想を、相手に求めないからだ。

 

男は、踊り場でガールズトークをしている女を揶揄して見下してはならない。彼女たちがそうやって、ある種時間を止めてくれるからこそ、男は、人生という時間に追われない癒しの空間で、時を過ごすことが出来るのだ。

 

女は、階段を必死に駆け上る男を、『馬鹿みたい』と言って批判してはならない。メジャーで活躍する松坂投手の高校の恩師は言った。

『三笠山に登る一歩、富士山に登る一歩、同じ一歩でも覚悟が違う。どこまで行くつもりか、どこまで上るつもりか、目標がその日その日を支配する。』

 

彼の目標を、男の夢を、支えてあげるのが、女の役目だ。

 

女

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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