名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
最高のものを求める強い気持ちがないと、上に引っ張れない。要は、人間というものは、別に元々、ダイエットの概念もなければ、上も下もなかった。しかし、不自然運動によって体は鍛えられ、あらゆる問題解決の為に規範が出来、社会制度が出来て、階級が生まれ、そこに格差が生まれた。フランスの哲学者、ルソーが書いた著書『人間不平等起源論』の文中にはこうある。
「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)。しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」
つまりルソーは、『人間は元々平等だったが、 その平等さを追い求めた結果、『不自然な不平等』が起きた』と言う。それが『法律』、『政治』、『家族』、『勤労』といった『社会制度』であり、地位や名誉、そして財産による階級の差異、差別化である。だとしたら、『最高のもの』など、別に最初からなかった。後で作られた、人為的なものなのだ。人間は何もしなければ、太っていくだろう。飢餓に備えるためだ。
あれと同じように、『最高のもの』などという人為的で、不自然なものを目指すというのであれば、『不自然な動き』を意識しなければならない。『最高のもの』を求める『強い気持ち』だ。これは、相当上から引っ張っていくイメージが持てるはずである。しかし、その不自然な動きを意識しなければならない。それだけの負荷を自分にかけなければ、ここで言われている『群を抜く結果』というものは出ないのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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