名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
例えば『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らの『罪の定義』は、
孔子=利己、ソクラテス=無知、ブッダ=執着、キリスト=罪
ということになる。キリストの罪の定義が『罪』というのはどういうことかいうと、罪と言う言葉を紐解くと、ヘブライ語の『的を外す、的を取り違える』という言葉に辿りつき、つまり『欲望を間違った方向に向けてしまう』ことを、罪だと定義しているのである。だからキリスト教の7つの大罪には、
があるわけだが、これらは全て、『欲望を間違った方向に向けてしまった』結果であり、そう考えると、なるほど、わかりやすくてうなづけるようになっているのだ。こうして『定義(限定)』してもらえると、人間は理解しやすいから、行動しやすい。
ニーチェは、
『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』
と言ったが、ニーチェの言うように、この世には最初から別に虚無しかなく、それを、人間の脳が認識、理解しやすいように『記号化』、あるいは『定義づけ』していくことで、道を踏み間違えたり、空虚な混沌の闇にさまようことなく、死に向かっている『悔いのない人生』の道を、迷わずに歩いて行けるのだ。人間には『説明書』がない。だから乱立し、軋轢、確執を生み、衝突、暴走し、混沌に陥り、道に迷うが、『定義する』ということはまるで、『この図』だ。この図は真理を探究する私にとって、非常に興味深い図だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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