名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『原則にしがみつくのは、それを実地に試してみない間だけのことです。いったん試してみれば、人はそんなものは農夫がスリッパを投げ出すようにすてて、生まれたままの素足の走りごこちを喜ぶのです。』
世界のスズキ、鈴木修会長は言った。
あるいは、小説家、田山花袋は言った。
更に力強いのは、世界のホンダ、本田宗一郎のこの言葉である。
彼らの意見を総合すると、まるで『机上(原則)』と『現実(実際)』は別世界であることが見えて来る。保守派がやる前に騒ぎ立て、革新派に文句をつけ、それが遂行された後になって試してみると、『意外に良かった』などと言うのと同じだ。『しがみつく』理由もわかるが、しかし『機会損失』は避けたい。
ニーチェは言った。
『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』
ここで言う論理も、原則である。しかしその原則は確かに人間が納得する為にふさわしいものであるが、それは『人間が認識できるように簡略化装置で濾過して、図式化し、記号化しているもの』なので、人間寄りに捻出されているもので、信憑性はそう高くはない。だから天動説が信じられていたのだ。
手塚治虫は言った。
彼のような境地で世の中を見たい。それが柔軟さであり、知性だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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