名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
恐れる⇒不幸になる。この図式はすんなりと受け入れられる。
勇気を持つ⇒幸せ。この図式も受け入れられそうなものだが、しかしカフカはそうではないと言う。
恐れを持たない⇒幸せ。だと言うのだ。
恐れていない状態は、勇気が芽生えている状態。そこには覚悟があり、足は震えていない。目は座り、確固とした信念のもと、前へ前へと突き進む気概がある。だから『不幸を感じる暇はない』のだ。しかし、それは『=幸せ』ということにはならない。なぜなら、その奮い立つ為に必要だった環境が、決して安易なものではないからだ。普通、そういう場面は、窮地である。
もしかしたら、そのすぐ後に死ぬのかもしれない。誰かの敵を討つのか、何かの為に信念を燃やしたのか、なにかは分からないが、しかしそれは紛れもなく安定した状況ではない。勇気を持つこと=幸せ。となると、こういう状況の人が『幸せ』になってしまう。しかし傍から見ると、それはとても幸せには見えない。だが、当人たちは『恐れが無い』のだ。覚悟を決めているのである。それは傍から見て決して『幸せ』には見えないが、しかし本人は恐れを持たないことで、『不幸』でもないのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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スピノザ『自分にできないと考えている間は、本当はそれをやりたくないと心に決めているのだ。だからそれは実行されはしない。』 貝原益軒『病ある人、養生の道をばかたく慎みて、病をば、憂い苦しむべからず。憂い苦しめば、気ふさがりて、病くわわる。』 ジャン・パウル『人生は一冊の書物によく似ている。愚かな者はそれをパラパラとめくっているが、賢い者はそれを念入りに読む。なぜなら彼は、ただ一度しかそれを読めないことを、知っているからだ。』