名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『我々に味わえる最も素晴らしい経験は、神秘だ。それは、真の芸術と真の科学を生み育てる基本的な感情である。これを知らず、もはや不思議に思うことも驚くこともできない人は、死んだも同然で、火の消えた蝋燭でしかない。』
まとめると、真の科学と真の芸術を生み出し、それを育てようとする人間の心は、『神秘』ということになる。神秘というのは、人間の智恵では計り知れない不思議な事の意味。確かにそう考えると、真の科学と真の芸術を生み出そうとする考え方は、他の一切の動物はしないわけで、だとするとそこにあるのは神秘そのものである。
一体なぜその様なことをしようと思うのか。なぜ他の動物はしないのに、人間はそれをしようと思うのか。そういったことを完全に説明できる人間は存在しないのである。
『真の』とついている意味は、例えば手塚治虫が言った様に、
破滅を生むような、倫理から大きく外れた科学や、芸術と主張するものがあるわけで、それらのことに対し、あまり『神秘』とか、そういう風に奉るようにすることは出来ない、という理由があるからだ。とにかく人間にはそうした神秘的なことがあって、それを受けた時、驚きも不思議に思うことも出来ない人間の心は、ほぼ、虚無である。心に空洞があると言っていい。間違いなくそう思うはずだからだ。
と言うことは子供にもできるが、心底の気持ちまではごまかせない。そういう人とて、必ず心底のどこかで、その様な神秘性に驚きを隠せない。もしそれを本気で言っているのであれば、それはただ、『そんなことよりも他に考えることがある』だけだ。
例えば、今日の晩御飯を後30分で考えなければならない主婦に、
と言ったところで、
と言われるのがオチだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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