名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『笑っていいとも!』が終了した件についてだ。私も、どういうわけかデスクワークをすることが長く続いて、その間、実に8年ほどの間、『いいとも』を見続けた。当然、もっと前から知っていて、いやむしろ、番組とはほぼ同級生なわけだが、そんな番組が終わってしまうことは、やはり私の中でも感慨はひとしおだった。
タモリ自身は最後の言葉で、
『あまりまだ感慨というものがないんです。』
と言ったが、それだけ人生に食い込んでいたということなのだ。それが無くなるという事を理解するのには、時間がかかるのである。あれだが、私は川端康成の言う様に、『引き際の美学』ということを考えた時、ちょうどよかったと思う。例えば、『タモリが高齢で』、あるいは『タモリが病気になった』、『死んだ』ということで番組が終わったなら、どうだっただろうか。恐らく後味が悪い。彼の番組が終わったのは不本意だったかもしれないし、私も含めて多くの人がその終了を惜しんだが、あのタイミングで終わるのは、美しかったのかもしれない。
モンテーニュは言う。
人間はいずれ必ず死ぬのだ。それにしがみつかない人間の姿勢は、時に美しい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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