名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『私はずっと前に死を悲しむことをやめた。もちろん身近な人を亡くしたらショックを受ける。けれど立ち直るためにこう考える。死は救済であって、友人を家に招き入れるように受け入れるべきものだと。死は肉体からの解放であり、そこに宿っていた魂がなくなることはない。』
ソクラテスも同じことを言っている。
またガンジーは、
と言っていて、これもソクラテスが、
と言っている。
他にもガンジーは、
と言っているが、これもソクラテスが、
と言っているのであり、ガンジーとソクラテスにあった共通点と言えば、『真理に目を向けたこと』ということであり、注目に値する点である。
『死は肉体からの解放であり、そこに宿っていた魂がなくなることはない。』
ガンジーは最初、知人の死に心を痛めていた。しかし、その考え方を改めることによって、自分の心が救われることを知った。つまり、『救われるため』にその考え方にしたのだ。だからその考え方は、真理と言えるかどうかはわからない。
『わからないこと』を『妄想』して世界を作り上げ、その世界観に説得力があればそれでいいのであれば、世界にあるあらゆる宗教の存在は正当化される。だが、それでそれぞれに歪が生まれ、争いの原因となるのであれば、そもそもがその『起因』自体が間違っていることになる。まず理解するべきなのは以下の記事である。
『世界平和の実現に必要なのは『真理=愛=神』の図式への理解だ。』
『真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。』
真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。 従って、『心が救われた』ということは、一見すると虚無の反対だから、それはつまり『真理である』という解釈ができると思うかもしれないが、その後に軋轢を生んで、争いの原因となってしまうのであれば、それは一時的なものである。
例えば、酒や麻薬、不倫などをすると『一時的に心が満たされる』わけだが、それと同じで、効力が一時的なのであれば、それは真理ではない。しかしガンジーやソクラテスが言っている『死は解放』という考え方は、ある種『裏技』であり、それが嘘か本当かを証明することは、生きている間はできない。従って、『人間にとっては真理となる可能性が高い』が、この世にとっての真理であるかどうかはわからないのである。
手塚治虫は言った。
地球だけの真理、人間だけの真理、このような考え方から目を逸らすべきではない。ガンジーやソクラテスの突き詰めた考え方は、『崩れない』からして真理に見えるかもしれないが、それが確実かどうかは定かではないのだ。
ノストラダムスの大予言が破れ、彼が単なるピエロに終わったのは、『崩れた』からだ。そして、ガンジーやソクラテスの威厳が崩れないのは、彼らが『崩れないもの』を説いたからであるが、この問題に関しては不完全であり、真理かどうかの確証はない。
しかし、意味はわかる。例えば、『死は肉体からの解放であり、そこに宿っていた魂がなくなることはない。』という部分だが、『エネルギー不変の法則』というものをがある。木が燃えたら、確かに木の物質的なエネルギーは消える。だが、燃えて気体になった熱エネルギーはそのまま空(宇宙)に放出され、宇宙のエネルギーの総和は、結果として変わらない。その真理を突いたのが、『エネルギー不変の法則』だ。
そう考えると、人は死んでもこの世にエネルギーは残る。そのような考え方は、無宗教を貫く私でも、受け入れられるものである。自分の命が、『死んだらそこで終わり』だと考えると、どこか刹那的になり、利己的かつ無責任になるものである。だが、もしこのエネルギーが未来永劫残るとわかれば、どこか責任を覚えるものだ。自分が活動的に動けるうちに、このエネルギーの火が燃え滾るうちに、自分にできることはなにか。それを熟考するのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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